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【毎年盛り上がるアジングカップ!】家邊克己が会場探しの旅に出る!

連載:家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」

家邊克己 Yabe Katsumi プロフィール

サーティフォーCEO、製品開発責任者。全国津々浦々、アジが釣れると聞けば、ドコへでも足を運び、実際に釣って、アジングの楽しさを広く世に伝える、まさに「アジングの伝道師」というべき人物。かなり頻繁に全国各地で参加費無料のアジングセミナーも開催中! 釣具メーカー「34(サーティフォー)※社名は[みんな幸せに!]に由来」を立ちあげ、自身のノウハウを詰めに詰め込んだ製品開発に没頭中。京都府出身、福岡県在住、1958年9月生まれ。

三重県でアジングカップが行われるので下見に行ってきました。今回は大会について簡単な説明と、会場の下見についてレポートしていきます。

 

毎年盛り上がりを見せているアジングカップの内容について

アジングカップとは、34のサークル内の大会で、全国8ヶ所で行われる予選会と、毎年11月には全国大会が行われます。

予選で優勝した人を集めて行われる全国大会はレベルが高く、とても面白い大会になります。

大会のルールは5匹の総重量で予選の順位を決め、上位の何人か(参加人数÷8の計算で端数は切り捨て人数を出します)で競われる決勝があるアジングカップと、一番小さいアジを釣った者が優勝するマメアジングカップが同時に行われ、両方エントリーすることも可能です。

最後に行われるお楽しみ抽選会だけでも参加でき、盛り上がりを見せています。

この大会は勝ち負けを競う部分とサークル会員の仲を深めることで成り立っていて、大会に参加していなくても充分楽しめるように考えています。

大会の様子

出典:サーティフォー公式

その三重県で行われる最終予選の下見に行ったわけですが、今年の三重は調子が良く、数も大きさも共に良くて皆を楽しまさせてくれます。

 

下見の前日の寒波襲来により冷えこんだ三重県

大会の決勝会場を毎回探すのが僕の役目で、地元スタッフと大会本部の近くで釣りをしながら徘徊していました。

下見に行く数日前から寒波襲来により、かなり冷え込んだ日本列島でしたが、三重は日本でも有数の寒いエリアと思っています。

空気が澄んでいることで放射冷却による冷え込みでダウン着用という完全冬仕様でした。

 

下見1箇所目は全く気配が無く苦戦

尾鷲(おわせ)でスタッフと待ち合わせをして、まずは近くの港に入りましたが、着いた時間から大きな満月が顔を出してきています。

満月が顔を出すと周りの灯りの効果が薄れてしまいます。その影響なのか、その港には全く魚の気配が無かったので数投して移動することに。

 

待望のアタりが来たが空振り

次に入ったポイントは、月明かりにも負けないほど明るくて明暗もくっきり出ていたので期待が持てました。

まずは足元の明暗のキワから釣り始めますが、反応がなくて潮も全く動いていません。

潮が動かないと表層からプランクトンが沈まないので、アジは表層にいると考え、沖の水面を目を凝らしてみると小さな波紋が所々に見えます。

多分アジだなと思い、ジグヘッドを0.8gのストリームヘッド【サーティフォー】から0.5gに変更。表層10cmを通すことを意識してリトリーブし始めようとすると、突然コッツンと当たりましたが見事に空振り。

 

ストリームヘッド【サーティフォー】

ウエイト 数量 本体価格
0.3g / 0.5g / 0.8g / 1.0g / 1.3g / 1.5g / 1.8g 5個 400円(税抜)

サーティフォー「ストリームヘッド」詳細ページはこちら

 

アジが小さいことを認知してジグヘッドを「ザ・豆」に変更

どうもアタリ方が豆アジっぽいので、ジグヘッドのウエイトはそのままで、ストリームヘッドから「ザ・豆」【サーティフォー】に変更。

ウエイト 数量 本体価格
0.3g / 0.5g / 0.7g / 0.9g / 1.1g / 1.3g 5個 400円(税抜)

サーティフォー「ザ・豆」詳細ページはこちら

 

ワームも「プランクトン」【サーティフォー】から「Jr.」【サーティフォー】 にスケールダウンして同じように表層を狙うと今度はしっかりフッキングを成功して16cmほどのアジをキャッチ!

 

上:「プランクトン」 下:「Jr.」

 

アタりが無くなり更に苦戦

しかしそれ以降は反応がなく、満月の影響でアジが灯りに止まらないので足がとても速く、1匹釣れたら少し移動して釣れて、また移動して釣れるという釣り。

仕方がないので数を稼ぎますが、アジの数もそれほど多くないのでかなりしんどい釣りになります。

大体この周辺の状況が分かったので大会本部周辺に移動。着いた時は満潮から下げ始めでしたので、潮は動かず止まった状態。

アジの気配も全く無くて決勝場所のメインで考えていた場所も全く無反応で焦りましたが、釣れる所を探さないといけないので歩いてポイント探しに。

決勝会場ですから大人数が入れて見学できる場所でなければなりません。

そんなポイントを歩き尽くした結果、痩せました(笑)。

 

突然強烈なバイトが! その正体は?

潮が動かない時間帯は周りの常夜灯の灯りが少なく、余計に満月の影響を受けて灯りが目立たない状況。

そこで少しでも潮が動いてミオ筋近くを狙えるポイントに入りました。

シャローポイントですので、引き潮で潮位が下がると釣りにくいため、決勝の時間帯は釣りができない恐れがあるので外そうと思いながら釣っていたら突然ロッドが引ったくられました。

何がバイトしたのかと釣り上げると23cmほどのオオモンハタでした。

オオモンハタを初めて夜に釣りましたが、三重は最近かなり増えているようで一度専門に狙うのも面白いかもしれません。

 

ようやくグッドサイズのアジをキャッチ

数ヶ所周りましたが、アジは釣れず徐々に引き潮になり、強い勢いで流れ始めたので期待を背負い、大会本部からかなり歩いた全く知らない場所に到着。

スポットライトが対岸を照らしているポイントでした。

ちょうど水路が分岐する場所でブレイクもあり、潮も流れているので、いかにも釣れそうな予感。

潮がとても早いので、ジグヘッドをストリームヘッドの0.8gにセレクト。まずは表層からとカウント5で探りを入れます。するとちょうど自分の前にきた時にコンッとバイトがありました。

しかし慌てすぎたのか空振り。毎回何しているんだ。

もう一度同じ所へ同じカウントで流れに乗せていくと、正面辺りで綺麗なアタリ。今度はキッチリフッキング(笑)。

釣れてくれたのは20cmほどのアジでしたが、よく引いてくれて嬉しさ倍増!

 

大会の会場が決定

その後も何匹か釣れてくれたので決勝戦の場所を決めることができました。いつもそうですが、大会の決勝戦探しはとても大変で、プラで釣れていても実際に決勝戦を開くと全く釣れない事もあるのでかなり苦労します。

ですが決勝で選手が釣ってくれると、嬉しくなり報われるんです。

表彰式の様子

 

去年の三重大会の決勝でもシッカリ釣ってくれて非常に嬉しかったんですよ!

 

アジングカップはサークル会員の仲を親密にする大会でもある

そして今月末には全国大会が開催されます。韓国大会を含む全9大会の優勝者と、60人以上の大会の準優勝者の中で、優勝者と釣果差が最も少ない人に与えられるワイルドカードによって選ばれた計10人で競い合います。

それが今年の最後の大会となりますが、参加選手それぞれ公平であるように、大会場所は1週間前にしか、お知らせしないようにします。

このアジングカップ大会は競う事もモチロンですが、会員の交流を目的としていますので、単独釣行が多く、釣り友達が少ない方には情報の共有の場にもなります。

来年も全国で開催予定ですので、ぜひ皆さん! サークル会員になって参加してみてはどうでしょうか? きっと楽しいですよ~。

 

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