今江克隆のルアーニュースクラブR 第960回「多才系ビッグベイトの使い分け法」の巻
多才の極み!「レプリケーター」がついに登場
今月頭に発売されたビッグベイト「レプリケーター」。
「レプリケーター」は使い手の好みや状況に合わせて、ありとあらゆる組合せを自分で生み出せることが最大の特長。
しかしながら、ビッグベイト初心者や中級者には、「どの組合せをどの状況で使ったらよいのか迷う」と言う人も多いよう。
非常に高価な価格のルアーだけに、その使い方が分からないとまさに宝の持ち腐れ。
今回は「レプリケーター」の各組合せに置けるベストな状況や出しドコロを詳しく紹介しよう。
「レプリケーター」 スペック |
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サイズ | ウエイト | タイプ |
220mm | 2.4ozクラス | デッドスローフローティング |
セット内容
本体:1個
バッファローフック:2セット
ジャバロンテール:1個
ブーツテール:2個
フラットテール:2個
「ギルロイドJr」と「レプリケーター」の使いドコロ
まず最初に、現在世間を席巻している「ギルロイドJr」と「レプリケーター(以下:レプ)」の出しドコロの違いはドコにあるのだろう。
これはマッチザベイトが大基本になるので、狙っている場所でバスが意識しているのが餌なのか、天敵なのかでも決まってくる。
特にネスト絡みではギル・シルエットが最強なのは間違いないが、アユやハス、オイカワが多い川筋やバックウォーター絡みでは鮎シルエットが基本だ。
11月から4月上旬の低水温期には「ギルロイド」でも「3DR寒鮒」が圧倒的に反応が良くなることはこれまた事実だ。
故に「レプ」は、釣りをしているスポットに多いベイトに合わせるというのが基本なのだが、これが必ずしも正解でないことが多いのが自然界の謎だ。
見えバスを相手にしていると多々見受けられることなのだが、ネスト期なのにギル型にどうにもイマイチ反応が躊躇気味なのに、レプ型にチェンジすると猛烈にアタックしてくると言った現象が結構ある。
即ちバスは何度も見せられたシルエットには疑問を抱くということで、見慣れないシルエットの方には素直に反応することは非常に多い。
特にチェンジした1~4投目辺りまでは、その傾向が間違いなく強い。