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伊東由樹のメガトレンド最前線!「メガバス首脳陣に直撃!革新的フィッシングテクノロジーとは?」

連載:伊東由樹「メガトレンド最前線!」

欧米でのメガバステクノロジー戦略について!

この4月から、カリフォルニア社屋に加え、新たに米ピッツバーグに巨大なロジスティックセンターを設立したメガバスグループのひとつ、MEGABASS OF AMERICA Inc.代表のオーリン氏と米国支社デベロップ部門のKENICHI氏、現地マーケティングマネージャーのMAT氏に、欧米におけるメガバスのフィッシングテクノロジー戦略を聞いた。

以下
MEGABASS OF AMERICA Inc.代表のオーリン氏
米国支社デベロップ部門のKENICHI氏
現地マーケティングマネージャーのMAT より

 

アメリカでは、初代のITO代表時代に、ランディ・ブロウカットのメガバックスにおける日本製ルアーのDOG-Xによる大会最大魚ウエインを記録、ダラス新聞で話題となったPOPX、ブライアン・カーシャルのバスマスタークラシックでの活躍とバイブレーションXによる一大旋風、アーロン・マーティンスによる幾度のAOY(アングラーオブザイヤー)獲得、ルーク・クローセンのバスマスタークラシック制覇、エドウィン・エヴァースとメガバスSTWプロジェクトチームによる3度目のバスマスタークラシック制覇、クリス・ザルディンによるB.A.S.S.エリートでの台頭など、数々のシリアスなコンペティションのシーンでフィッシングパフォーマンスを発揮し、異次元の釣果を証明してきました。

ドラマティックな舞台の陰にいつもメガバスタックルが作用しているのです。

欧州も同じです。フランスのベイエリアでのトーナメント、バール(欧州産スズキ)フィッシング欧州選手権でのワンテンにおける歴史的連覇や、モロッコやスペインでの比類なき活躍など、我々にとってメガバスルアーやロッドは、世界最高峰のシビアな釣りの戦場で釣り勝つためのリーサルウェポン(武器)であり、サバイブ(生き残るため)のツールでした。

しかし、これからは勝つための道具としてだけでなく、ライフにエモーションをもたらす精神的な存在としてより高めていく上で、インダストリアル・デザイニングとテクノロジー、アートの融合性についてさらに追求すべく、私たちの国(アメリカ)の伝統的メーカーとは異なるチャレンジをはじめています。

ITOさんを中心としたIF(国際フォーラム)デザインアワードへのチャレンジもその一貫であると考えていいでしょう。

我が国(アメリカや欧州)では、メガバスはアメリカやEUのメーカーだと思われているアングラーが大変多く、日本発祥のブランドということを知らないか、意識していないアングラーが多いのです。

ITOさんが、ONETENをアメリカ在住時に開発し、アメリカでバトル&プロモートしていたことや、GRIFFONをイタリアでデザインしたこともあって、メイドバイメガバス・・・私達にとっては、メガバスは(アメリカで)釣りをはじめた頃からありましたし、我が国(アメリカ)のブランドだと思っていましたから。

同様にEUでは、メガバスをイタリアンブランド、或は、フレンチブランドと認識しているアングラーも多いのです。

そうしたことから、日本発信の緻密な感性、日本で育まれたフィネスなフィッシングカルチャーとスキル、数奇的なロジック・・・WABISABIというのですか、それを深くアピールすることも、日本の釣りを知っていただくための我々のテクノロジー政策のひとつと考えています。

最近のアメリカでは、DARKSLEEPER(ダークスリーパー)と、DESTROYERロッドに日本の美意識を感じられる若い世代のアングラーが多く、たいへん支持されています。

YOUTUBEで人気を誇るオリバー・ナイも、子供の頃からメガバスのマニアでヘヴィユーザーでしたから。

出典:YouTubeチャンネル「 BigBassDreams」

 

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