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今江克隆のルアーニュースクラブR 第956回「グリグリパターンが流行!? 各地のフィールド状況は?」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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今江克隆(katsutaka imae) プロフィール

株式会社イマカツ CEO。日本最大のトーナメント・JBシリーズにおいて、全てのメジャータイトルを複数回に亘り獲得し、常に頂点に君臨し続けているトーナメントプロ。15年間の商社勤務を経て、2004年、株式会社イマカツを設立。ニッポンのバスフィッシングの中心を走り続けるプロフェッショナルアングラーだ

遠賀川が2週間で激変

TOP50遠賀川戦の延期により、今週は遠賀川(福岡県)で再練習→連続的に旧吉野川(徳島県)でプリプラ→そして遠賀川(福岡県)で第2戦→試合終了後に即旧吉野川(徳島県)でプラ→4日間置いて第3戦旧吉野川と、ハードなスケジュールになっている。

おかげで試合内容に絡むネタはたくさんあるのだが、現時点で公開できないことも多いので、今週は徒然なるままに最近の自分的動向と各地のフィールド状況を報告しよう。

まず再練習となった2週間ぶりの遠賀川は、大減水中止から一転、今度はフル満水状態と予想以上に激変した状況になっていた。

「ゲキアサシャッド」は遠賀川でも絶好調。 ただし、キャッチ数はナンバーワンだが、ノンキー率70%…

大減水からフル満水で、バスはどこに?

岸際カバーが全て干上がってバスの居場所が絞り込みやすかった減水時に比べ、岸際にはいかにも美味しそうなレイダウンやブッシュ、浮きゴミが上流域は満載。

護岸際も十分な水深が確保されたため明らかにバスが広範囲に散ってしまった印象を受けた。

地元プロアングラーの情報でも、前回の減水時プラの方が遥かに釣れたそうで(それでも決して簡単ではないと思ったが…)、現状は300〜350gのギリキーパーを釣るのもかなり厳しい状態で、700g以上のクオリティフィッシュが何処に消えたのか、極めて厳しい状況だとこぼしていた。

実際に初日にボートを出してみたところ、その情報に間違いはなさそうで、前回に良かった場所を良かった釣り方で全域をチェックしてみたが、チェックし終わった後に「これはマジでヤバいぞ…」と一気に緊張感が戻るほど「難しい状態」になっていた。

少なくとも前回の減水パターンは崩壊していることだけは間違いない事実だった。

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