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6~7月の野池のバス釣り攻略法と激選ルアー【ミミズ・甲殻類・ブルーギルがキー】寄稿by狩野 陽

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狩野 陽(Akira Kano) プロフィール

野池の釣りを得意とし、地元・静岡の野池を釣り歩いているオカッパリメインのアングラー。また折を見つけては、県外、全国津々浦々のフィールドをチェック!

皆さんこんにちは!狩野 陽(かのう あきら)です!

私が通う静岡野池のバスは、アフタースポーンから回復途上という状態で回復の度合いは個体によってまちまち。

そんな中、回復初期段階のバスは動きの鈍いベイトを捕食し、回復が進んでいる個体はブルーギルなどの動きの速いエサを積極的に捕食しています。

そんなバスの捕食パターンを意識した攻めでイイ釣果がでているので、今回は野池で実践している私の攻め方をご紹介させていただきます!

 

アフター回復初期段階の個体への攻めについて!

まずはアフター回復初期段階とはどういう状態かというと…。

産卵を終えたバスは、体力を使い切って体力低下しているため、積極的にベイトを追うことができず、動きが鈍く食べやすい餌を捕食し、体力回復に努めていますます。

 

【アフター初期段階のバスは動きの鈍いベイトを捕食する】

動きの鈍い餌と聞いた時、皆さんは何をイメージするでしょう? 私がイメージするのはズバリ、エビ・ザリガニなどの甲殻類系や虫です。

いずれも移動距離が短く、捕食しやすいベイト。
私はこれらのベイトをイミテートするために、2つのルアー「トーナメントクローラー」と「ラバジ+ボトルシュリンプ」を主軸としています。

 

【アフター初期の攻略ルアー・その1】ミミズを意識したトーナメントクローラー

まずは「トーナメントクローラー」について。

シーズン的に、水中だけでなく陸上に生息する虫たちも動きが活発化します。そんな中特に自分が注目しているのはミミズ。実は地中からモゾモゾ出てきて、水中に落ちて行く様子を何度も目の当たりにしています。

この様子を表現するために、岸際ギリギリにトーナメントクローラー(ワッキーノーシンカーorネコリグ)をアプローチし、スローフォールさせてバイトに持ち込むのが、この時期の野池攻略メソッドの1つです。

トーナメントクローラーはボディ全体にリブが入っており、そのリブがしっかり水を受けるため、スローフォール&自発的な動きを勝手に表現してくれるのが特徴です。

自分流ローテーション術としては、5.5inchのボリュームでアピール力を出しながらサーチし、バイトが浅ければ4.5inch→3.5inchへとダウンサイズしていきます。

また、裏技(!?)テクニックとして、ブルーギルにつつかせてバスにスイッチを入れるのもこの時期有効です。ギルがワームを離した瞬間にバスがバイトする“確変バイト”は病みつきになります!

 

メガバス公式トーナメントクローラー詳細ページはこちら

 

 

【アフター初期の攻略ルアー・その2】甲殻類系を意識したラバジ+ボトルシュリンプ

甲殻類系を捕食している状況では、やっぱりボトルシュリンプの独壇場。発売から長い年月が経っていますが、今でも衰えない釣果を叩き出しているのが、ボトルシュリンプ

2本の太いアームが抜群のアピール力を発揮するクロー系ワーム。特に4inchは食べごろサイズで野池バスにベストマッチ。

ジグトレーラー・テキサスリグ・直リグ・ノーシンカーとあらゆるリグに対応してくれますが、この時期の自分の好みは、ラバージグトレーラーとして扱うこと。

 

 

というのもラバーの艶かしいアクション&抵抗力でフォールスピードを落とすことができるため、アフターシーズンのバスの活性にピッタリ。

私なりのキモとしては、ラバージグのサイズに合わせてボディーカットすること。1cm前後カットするのを目安にすると一体感が出ます。アフターシーズンに限らず、オールシーズン有効な組み合わせのため、野池で最も使用頻度の多い組み合わせです。

 

 

ボトルシュリンプはその名前の通りエビ系のソフトルアーで、サイズは2.4インチと3インチと4インチの3サイズの展開です。

メガバス公式ボトルシュリンプ詳細ページはこちら

価格:2.4インチ(8本入り)829円税別

価格:3インチ(8本入り)829円税別

価格:4インチ(6本入り)810円税別

カラーは以下の10色!

 

 

 

アフター回復系バスはブルーギルが大好物

アフターシーズンを経て、バスは徐々に体力を回復し、積極的に餌を追い回すようになります。その中でも、体高があり栄養価が高く、数も多く存在するブルーギルはバスにとって格好のベイト。時期的にも、バスのスポーニングがひと段落した頃に、今度はブルーギルがシャローで産卵し始めるため、バスにとっては浅瀬に追い込みやすく食べやすいベイトとなります。

 

【アフター初期の攻略ルアー・その1】ヴァタリオン

ヴァタリオンは見た目のシルエット的にもブルーギルをイミテートしているルアーでシャローをうろつくブルーギルを意識しているバスに有効!

基本はシャローを攻めるため、回避能力に長けたフローティングモデルがおススメ。ヴァタリオンの特徴である慣性スライドアクションやストップ&ゴーでスピードに緩急をつけ、また、浮上させることで動きの変化をつけ、バイトに持ち込みやすくなります。

サイズ的にも一発狙いで勝負したい時に楽しめるルアーです。

 

出典:YouTube Megabass Channel

 

 

【アフター初期の攻略ルアー・その2】オーバーレブクランク

オーバーレブクランクは水面直下を泳ぐサーフェイスクランク。私的にはタダ巻きで水面直下に浮くブルーギルを散らせてバスの捕食スイッチを入れるイメージで使います。

特に、朝・夕のフィーディングのタイミングを逃さないよう効率良く広範囲をサーチします。

 

メガバス公式オーバーレブクランク詳細ページはこちら

 

関連記事【オーバーレブクランクORC】メガバスから注目のスクリュー波動・表層フラットサイドクランクが登場!

配信記事はこちら


出典:ルアーニュースR(ルアー関連ニュースWEBサイト)

 

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