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「スピードスティック」プロジェクト、その経緯と想い【特別寄稿by天龍・舟木雄一】

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以前に、往年の名竿スピードスティックを、当時の「雰囲気」を残しつつ現代版にアレンジしたロッドをテンリュウが開発中だとのニュースを配信しました。

現時点ではいつになるかは分からないけれど、気になる人もたくさんいらっしゃるでしょう。

出典:テンリュウ

ちなみにですが、テンリュウの公式webサイトに「Now testing…COMING SOON」として、詳細は記載されておりませんが、製品ページが追加されています(製品ページは→コチラ)。

今回は天龍の舟木雄一さんに、スピードスティックへの「想い」を寄稿していただきましたので紹介いたします。

2019年1月、スピードスティックプロジェクト公開

今回、新しいスピードスティックを作るにあたって、このシリーズが歩んできた時代や実際に使ってきたアングラーの経験談など色々な話を聞く機会が沢山ありました。

開発を進めているロッドを紹介するにあたって、これまでの経緯や想いを書いていこうと思います。

今年の1月。横浜フィッシングショーが始まる直前に、弊社のブログでスピードスティックのプロジェクトを公開しました。

この公開はWebでひっそりと行った程度でしたが、小さな種火はすぐに大きくなり一気に全国へ情報が伝わったようです。

横浜と大阪のフィッシングショーでは、およそ50年前に天龍で製作されたスピードスティックと、現在開発を進めているスピードスティックの試作品の展示コーナーを設けました。

展示にはロッドの他にも、70年代から現代に至るまでの様々な年代のルアーも展示し、弊社スタッフが少年時代(1980年代初頭)にスピードスティックで遊んだプラグ類やタックルボックスもありました。

このルアー達は、進めているロッドの開発で使用している現役のルアーばかりで、こういったルアーで遊ぶのが面白い事を伝えたかった訳です。

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