春から梅雨にかけての時期は、オカッパリから大型のアオリイカを狙えるエギングのベストシーズン。
一方で、警戒心の強い大型イカのアタリは極端に小さく、渋い状況に直面する場面も多々発生する傾向があります。
「シャクったらいつの間にか乗っていた」と、違和感を抱いたままイカを釣り上げた経験をお持ちの方もいらっしゃるはずです。
そんなアタリの取りづらさを解消し、視覚的な楽しさをプラスしてくれるアプローチが存在します。
それが「SLASH」が提唱する「GTR(グラウンドティップラン)釣法」です。

ティップ(穂先)が勝敗を分けるGTRのメカニズム
このメソッドは、船上のティップランエギングの理論をオカッパリへ落とし込んだスタイル。
エギを着底させて数回シャクった後、ラインテンションをかけながら水平移動させるイメージでラインをコントロールする流れが基本。

フォール中のライン変化だけでなく、ティップの曲がり具合で直接アオリイカの反応を捉える仕組みです。
ここで最大の焦点となる部分が、ロッドの「ティップ」です。

通常のエギングロッドは、エギを鋭くダートさせる目的から、全体的に張りの強いチューブラーティップを採用する傾向にあります。
しかし、その硬い穂先でGTR特有の「張らず緩めず」のテンションフォールを試みると、イカがエギに触れた瞬間に強い反発力が生まれ、警戒して離されてしまうケースが発生します。また、硬い穂先では微細なタッチが視覚的な変化として表れにくく、アタリを見逃す原因に直結します。
しなやかで繊細なソリッドティップ(一部チタンティップ)を備えた専用設計の穂先は、エギの重みで適度に曲がり込んだ状態をキープ。イカが触れれば、穂先がさらに引き込まれたり、フワッと戻ったりと、明確なシグナルとして視覚化される構造を持っています。
違和感を与えずにエギを抱かせ、アングラーへ確実な情報を伝達。テンションのコントロールと目感度の両立が求められるため、GTR釣法がその威力を発揮するには専用ロッドがほぼ必需品になる、と言っても過言ではありません。
スタイルに合わせて選ぶSLASHのGTR専用ロッド
現在、SLASHからはアングラーの熟練度やスタイルに合わせた専用ロッドが4機種ラインナップされています。

アーカードイクシード AE-782GTR-SP

| ITEM | Length(cm) | Section | Weight(g) | Close(cm) | Egi-Wt(号) | Line-Wt(PE) | Price(税抜) |
| AE-782GTR-SP | 234 | 2 | 88 | 121 | 2.0~3.5号 | 0.4~0.8 | ¥45,000 |
GTR釣法に特化した最高峰のスペシャル仕様。穂先に金属的な反響を伝える高感度チタンティップ、ガイドにALLチタンフレームトルザイトリングを採用し、視覚と触覚の両面で極限までアタリを感知します。
アーカードイクシード AE-782GTR

| ITEM | Length(cm) | Section | Weight(g) | Close(cm) | Egi-Wt(号) | Line-Wt(PE) | Price(税抜) |
| AE-782GTR(Ground Tip Run) | 234 | 2 | 98 | 121 | 2.0~3.5 | 0.4~0.8 | ¥31,000 |
繊細なアタリを取る目感度と、大型イカを寄せる張りとトルクを高次元で融合したハイエンドモデル。やや硬めのソリッドティップを採用しており、3.5号のエギをしっかりキャストできるパワーを備え、飛距離の面でもアドバンテージを誇る設計。
アーカードリアルエックス ARX-802GTR

| ITEM | Length(cm) | Section | Weight(g) | Close(cm) | Egi-Wt(号) | Line-Wt(PE) | Price(税抜) |
| ARX-802GTR | 244 | 2 | 104 | 125 | 2.0~3.5 | 0.4〜1.0 | ¥18,500 |
シャクリからサビく動作までを軽快にこなせるオールラウンダー。これまで気付かなかった微弱なイカパンチも捉えるソリッドティップを搭載し、ランガンスタイルにも適応します。

アーカードフレックス AF-802GTR
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| ITEM | Length(cm) | Section | Weight(g) | Close(cm) | Egi-Wt(号) | Line-Wt(PE) | Price(税抜) |
| AF-802GTR | 244 | 2 | 100 | 126 | 2.0~3.5 | 0.4〜0.8 | ¥13,000 |
これから新しいスタイルへ挑戦したいアングラーへ向けたエントリーモデル。絶妙な柔らかさのソリッドティップを搭載し、テンションコントロールをサポートする扱いやすさが魅力。

アオリイカとの駆け引きを視覚で捉える釣り、それが「GTR釣法」です。今シーズンはこのメソッドを取り入れて、手元とティップが連動した瞬間の未体験のエギングを味わってみてください。






















































