水野浩聡「ワンモアフィッシュ」今回のテーマは「早春はどんなシャロ―狙いがイイ？」
皆さんこんにちは‼︎ 水野浩聡です。
今回から新しくスタートとなるWEB連載。タイトルは「One More Fish」ということで、このご時世のタフったフィールドで、 もう一本‼︎ もう二本‼︎ 釣っていくためのハウツーや、 それにまつわることなどをこの場で発信していきたいなと思ってい ます。
さて私の地元は岐阜県なんですが、 最近ではありがたいことに全国各地様々なフィールドにお邪魔する 機会が増えているので、その場で得たことや発見、 色んなフィールドでも通じる物事など、 毎回なにかテーマを決めてお話しを進めていきたいなと思ってます ので、また時間がある時にチェックしてくださいね‼︎
よろしくお願いします‼︎
「ワンモアフィッシュ」初回のテーマは早春なので「シャロ―」
さてさて「ワンモアフィッシュ」初回となる今回は、早春真っただ中なのでテーマを「シャロー」 とします。
スポーニングに向けて動き出したバスはシャローに差すタイミング も増えてきて、 さらに今後はその個体数も多くなってくるはずです。
漠然とシャローと言っても、 それだけを頼りに攻めていっても非効率的。
そんな中、自分の中でキーにしていることは、安定感のあるシャローか⁇ 不安定なシャローなのか⁇ という部分。
早春で言う安定感のあるシャローというのは、 まず冷えに強いシャローで、 放射冷却をブロックできるような水面に覆い被さるようなカバーが あったり、 消波ブロックやゴロタ石などのハードボトムがあったりするような 場所。
もしくは、 安定感のある場所が隣接しているシャローというのも狙い目となり 、この場合は水深が他よりもあるカバーや、 他よりもブレイクの角度が急で、 移動距離を抑えつつもシャローとディープを行き来できるような環 境下に存在する何か。
逆に安定感のない、 というか、これから水温がもっともっと上がって季節が進行した先の 方が良くなるであろうシャローというのは、 遠浅のシャローフラット。
川で言えばインサイドベンド部。片面護岸の野池ならば、 護岸の反対側の遠浅地形部分。
バスはまだまだ気温が落ち着かない早春だからこそ、 長い距離の横移動を嫌います。
どちらかというと、早春はレンジの調整はこまめにするけど、 横移動というのは捕食に上がるフィーディングタイムくらいなこと が多いですね。
早春のタイミングで意識したいシャロ―の要素をまとめると…
ということで、 この早春のタイミングで意識するシャローの要素をまとめると…。
陽当たり、水深、ブレイク隣接、カバー、ハードボトム、 エサの存在… この辺りの条件がたくさん絡めば絡むほど場所としては一等地とな りやすいので、 タイミングを変えたりするなどして攻めていきたいですね。
「ビークロールスイマー1/4oz＋リズムウェーブ4.8インチ」で条件の揃った場所をテンポよく撃つ！
僕の場合は、 テンポよくこういったスポットだけをランガンしていって、 条件の揃った場所を数多く狙っていきたいと思っているので、「ビークロールスイマー1/4oz＋リズムウェーブ4.8インチ」 のスイムジグセッティングを多用します。
カバー際をガンガン巻いてこれることと、 シャッドテールのナチュラルな部分もありながらも、 巻くスピードによってはカバー内からリアクションバイトさせるこ ともできます。
そして何よりも、 まだまだ水温の低いこの時期は水質がクリアアップしている場所も 多くて、波動の強いルアーだと見切られたり強すぎたりするので、 スイムジグをセレクトすることが多いですね。
タックルは…
・ロッド…ポイズンアドレナ1611M＋
・リール…スコーピオンDC100HG
・ライン…レッドスプール16ポンド
でアプローチしてます。
しっかり掛けることができつつも、 バイトを弾かないようにグラスコンポジットのこのロッドを重宝。
さぁ、早春のOne More Fishなるか⁇
皆さんの行かれるフィールドで、 条件の良いシャローを探してみてくださいね‼︎
