バスフィッシングにおいて、数々の斬新なアイデアや企画を提案してきた今江克隆プロですが、今回はまた極めて独創的発想のフォーミュラー（集魚剤）をフィッシングショーOSAKA2019の東レ・イマカツブースで参考展示されていました。

それが「バスエイド フォーミュラー」です。

一般的にフォーミュラーと言うと「味」や「匂い」でバスを寄せる、さらにバスがバイトしたら吐き出しにくくする、この2点に主眼が置かれていることが多いと思いますが、「バスエイドフォーミュラー」は、それに加えて「バスをいたわる」、「バスに元気なってもらう」という点も考慮されているのが特徴です。

どういうことかと言うと「バスエイドフォーミュラー」には、バスが好む味と匂いに加え、バスが摂食吸収すると元気になる、滋養があるビタミンやタンパク質、アミノ酸、ミネラル類などの成分が含まれているのこと。

さらにその成分を胃で溶けるカプセルに凝縮しているのも特徴で、例えば釣った魚の口腔内にこのカプセルを挿入しリリースすることで、釣られたバスのダメージ、体力の回復の一助となるのでは……という発想なのです。

もちろんカプセルを開け、ワーム等にそのまままぶすことで一般的なフォーミュラー同様の使用法も可能。

まさに「バスのおやつ」とも言えるこの「バスエイド フォーミュラー」。これから実際にフィールドでの試用、テストを経て商品化を考えたいとのことです。