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霞水系では扁平型のベイトが増えている?

寄稿:兜森 陸
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こんにちは!HIDEUPスタッフの兜森です!

前回は“甲殻類系のベイトパターン”をコイケシュリンプシリーズで攻略する為の記事を書かせていただきました。…さて、ベイトと言えばもう一つありますよね?そう、今回は“扁平系のベイトパターン”をテーマに書いていこうと思います!

前回記事はこちら

落とすか、ズル引くか。いろんなエビに化ける「コイケシュリンプ」でカンタンにバスを釣る方法

兜森 陸(Kabutomori Riku) プロフィール

霞ヶ浦水系を中心に活動する若手のホープで、ハードからソフトまで巧みに使いこなし日々釣り歩く。 2023年陸王オープンではCブロック3位、霞水系1位という実績も。

扁平系ベイトが増えている?

霞水系にいる扁平系のベイトフィッシュと言えば、まず最初に思い浮かぶのが「ブルーギル」そして「フナ」や「タナゴ」、この辺りがバスの捕食対象になる魚。また、最近では「ダントウボウ」も増えてきているそうで、この幼魚も間違いなく捕食対象になっていると思います。

このような扁平系のベイトフィッシュを食べているバスを狙うには…もちろんマッチザベイト、ルアーも扁平形のモノがオススメ。中でも「スタッガーワイドシリーズ」が特にオススメです!

ワイドなポーク

ワイドシリーズには「スタッガーワイド」、「スタッガーワイドツインテール」、「スタッガーワイドホグ」といったラインナップがあり、どれも実績は十分。自分の中では“デカバスを呼んでくれるワーム”です。

そんなスタッガーワイドシリーズでも特に異質でスペシャルなのが…ハイドアップ10周年を記念して、釣り吉ホルモンさんとのコラボで作られたスタッガーワイドツインテールポーク

スタッガーワイドツインテールの大きさや存在感を残しつつ、ポークルアー特有の艶かしさと食わせ力を兼ね備えたルアー。先日行われた「U-30ドリームトーナメント新利根川戦」では、スタッガーワイドツインテールポークのネコリグで良いバスをキャッチすることができました!

大事な場面で、次の試合に繋がる貴重な1本を絞り出してくれる信頼と実績のあるルアー。昨年の夏も霞水系自己記録更新となる57cmをキャッチしたのもこのルアーでした。

セッティング方法と動かし方のキモ

そんな「スタッガーワイドツインテールポーク」、ネコリグで使用するにはセッティングと動かし方に少しキモがあります。

昨年は使い始めたばかりで、いまいちベストセッティングが定まっていなかったのですが、その後年間を通して使う中でベストセッティングが固まりつつあります。

まず、フックは#3/0サイズのマスバリ、シンカーは“ねじ込み式”のモノを使用します。使いやすいシンカーはヤバイブランドさんの「にゃん玉シンカー」や、カルティバさんの「ツイストロックのバネM」にバリバスさんの「TGグレネードクックチェンジャー」をつけたものなどが使いやすいですね。シンカーのウエイトは2.5gをベースに、水深によって使い分けてもらえると良いかなと思います。

ちなみに使用しているロッドはMACCA HUMC-67MH、そしてラインはフロロ16lbです!

中層をメインに使用

動かし方はネコリグではあるんですが、基本はボトムでは無く中層をスイミングさせて使用しています。もちろんボトムで使うのもありですよ!

アクションとしてはゆっくりジグストするようなイメージで“ポーンポーン”とやってやるとロールしながらネチネチとアクション。大きな面でしっかり水を押すのでアピール効果大、そしてバスが発見してからはポークルアーならではの艶かしさと食わせ力でバイトに持ち込めます!

この夏、スーパービッグバスをキャッチしたい方は是非試してみてください!

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。
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