2002年設立。
京都に自社工場を構え、シリコン素材を駆使した特徴的で息の長いルアーを生み出し続けているルアーメーカー「MADNESS」。
数々のモンスターバスを仕留めてきたジャイアントベイト「バラム」、これまで様々なハイプレフィールドで“不可能を可能に”…その圧倒的な実釣性能で数々の伝説を作り、今もなお多くのアングラーから親しまれているシーバスルアー「シリテンバイブ」や「バクリースピン」など…バスとシーバスの両ジャンルにおいて時代を切り拓いてきました。そして現在、MADNESSはシリコン素材の特性を最大限に活かした、他に類を見ない唯一無二の設計を武器に、さらなるジャンルへ進出計画中。その新たな挑戦の起爆剤とも言えるコンテンツが、先日YouTubeチャンネル「MADNESS JAPAN」で公開。
【オフショア#002】オフシーズン玄界灘ヒラマサ VS ナックルフォール Shiriten JIG220 EMPEROR(シリテンジグ220エンペラー)
出典:YouTubeチャンネル「 MADNESS JAPAN」
舞台は福岡県・玄界灘。
山形の酒田遊漁船イザナミ号船長“中野 佑希”氏が、オフシーズンという厳しい条件下で、本命のヒラマサをジギングで狙う模様を記録した実釣ムービー。通常“春マサには遅く、夏マサにはちょっと早い”とされる、玄界灘のオフシーズン2025年6月18日に撮影。非常に厳しい時期ではあるものの、終わってみると驚きの釣果に? 必見!
動画は大きく二部構成となっており、前半はSLJ(スーパーライトジギング)でイサキ狙い、後半はジギングで大本命“ヒラマサ”を狙うという展開。両ジャンル共に、従来のメタルジグとは一線を画す、シリコン素材を用いたジグの特長と、どういう釣果をもたらすのかに注目です!
また、この動画はDAY1の模様を記録した内容であり、後日続編の「DAY2」も近日公開予定。今後の展開にも期待が高まりますね!

中野 佑希(Yuuki Nakano) プロフィール
プロトジグもチラ見せ…前半はSLJでイサキを狙う
前半は、イサキ狙いのSLJ。
こちらの見ドコロはズバリ! 現在開発中の“シリコン製ブレード搭載のプロトタイプのジグが登場している”という点。見た目は「バクリースピン」に似ているものの、フックシステムが違っていたり、ボディ設計もオフショアの使用を考慮して、調整されているんだとか…。ジグの特長解説や使い方なども詳しく解説されており、こちらもシリコン製ブレードの採用により、金属製ブレードと異なり「波動が全く違う」、「タダ巻きだけで釣れる」など…プロトジグに関するアレコレが詳しく紹介されていますよ!
因みに、中野氏はSLJでイサキを狙うのは初めてとのこと。
にも関わらず、開始早々、解説通り“タダ巻き”でサクッと1尾目をキャッチ。果たしてその後は…? 同じタダ巻きでも、速度に変化を付けるなど…遊漁船船長発信のチョットしたコツなども伝授。話過ぎるとネタばれになってしまいますので、この辺りにしておきます。SLJファンも必見の内容に。
後半はジギングでヒラマサがボッコボコ?
続いては後半の部、ジギングシーンの見ドコロ解説を。
今年2025年春にリリースとなった業界初のシリコン素材で成形されたジグ「シリテンジグ220 エンペラー」を使い、ヒラマサを狙います。タックル紹介から、ジグの特長を解説する中、このシーンの見ドコロは、何はともあれこのジグの監修を務めた張本人“中野”氏による使い方の解説シーン。ジグ自体が独特な形状・設計のため、どのように使っているのか?と、気になるトコロではないでしょうか。解説だけでなく、シャクリの動作であったり、フォールの間などなど…チェックする点で言えば山ほどあるハズですよ! ぜひ、そういった点も踏まえてチェックしてみてください。
1つネタバレにはなってしまいますが…。
伝えておきますと本命の“ヒラマサ”釣れています。
見ドコロなので、あえてお伝えしました。決して簡単とは言えない、オフシーズンとも言える状況にも関わらず、ご覧いただくとお分かりいただけるこの釣果。記者個人的に特にチェックしていただきたいポイントは13:07~のシーン。「こんな使い方もあるんだ」って思わせてくれる、1シーンになっていますので要チェック。
SLJ専用ジグとして現在開発中のプロトジグをはじめ、絶賛リリース中の「シリテンジグ220 エンペラー」も共に、オフショアジギング界へ新たな風を吹き込む可能性を秘めたルアーだとご実感いただけそうな今回の実釣ムービー。
“中野佑希”氏の気さくさと、釣りに対する非常に真面目な一面もあわせてご覧いただけると思います。見始めると、19分42秒があっという間…ぜひご覧あれ!