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今江克隆のルアーニュースクラブR「爆誕!ひねくれモノのベイト”ライブ”フィネスロッド」 第1241回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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「ヴェロキラプター」インプレッション

最後に青野ライブ特訓で、「ヴェロキラプター」でメインに使っていたのがハルトプロ激推しの「ジャバロンスーパーリアル110」、「ジャバロンスーパーリアル85」の鰭(ヒレ)カット・1.8~3.5gジグヘッドリグ、「クジャラ」1/4カットの1.2g~3.5gモリケンリグ、「レイジースイマー3.9インチ」の1.2~3.5gモリケンリグor 鰭(ヒレ)カットの1.8~3.5gジグヘッドリグ、「ハドルブレスギル3インチ」1.8~3.5gモリケンリグ等だ。

他にも「サカマタシャッド5インチ」のジグヘッドリグ、「バクソクシャッド5インチ」のジグヘッドリグ、もちろん1.5~2.5gネコリグや5g程度のヘビダンに最も高い適性を持つ。

ハルト先輩イチ押しのライブサイトベイト、「ジャバロンスーパーリアル110」のデコ乗せジグヘッド。自重があるのでスピニングタックルで使うより「ヴェロキラプター」の方が自分には投げるのも、逃がすのも、掛けるのも圧倒的に扱いやすくなった

一度、ジグヘッドデコ乗せでミドストやってみてください。そのロールの美しさと水に溶け込むようなスライミー塗装の今までにない生々しさに気付くと思います

余談だが、「ワスプ55」や「ジレンマ」、「ダルド100」等のベイトフィネスシャッドのトウィッチングも、ガイドが下向きでスラックが出しやすいためとても操作感が良いもの特徴だ。

ちなみによく聞かれるのが、リールに偏ってラインが巻かれないか?って質問ですが、ハルトプロも書いてたように全く気にならないと思います。

ライバー藤川温大プロが、スト系に最高とインプレを書いてました。実に分かりやすいインプレなので必読です

「ヴェロキラプター」は店頭で触ると非常に柔らかく感じて少々頼りなく思うかもしれないが、これはガイドが下向きに付いている特性で、想像以上に重めのリグでの操作感がとてもよい。

またガイドが下向きのため、ガイドが捻じれて倒れ込むことによるベイトロッド特有のフッキングパワーロスが皆無のため、柔らかいのに実際に使ってみれば想像以上にしっかり掛けられて、バラしにくい感じに驚くと思う。

しなやかなスパイラルガイドの「ヴェロキラプター」は、ランディング時にもガイドが下向きのため追従性がよく、バラしにくいメリットがある

キャスト感と巻き心地、掛け心地はベイト、リグ操作感とファイトの柔軟性はスピニング、かつて「クオッドツイスター」、「クオッドライト」を日本のバスロッド市場に初めて本格市場投入し、その完成形であり、集大成が唯一無二のLive Bait Finesseロッド「ヴェロキラプター」だ。

カレイドの歴史上、スパイラルガイドは奇をてらったものではない。玄人アングラーに今も評価が高い「クオッドツイスター」、「クオッドライト」の正統継承になるのが「ヴェロキラプター」だ

名前の由来は、小さくてすばしこいのに超狂暴で、鋭い巻き爪が特徴の肉食恐竜の名で、その爪がスパイラルガイドのイメージだったから。

小型肉食恐竜「ヴェロキラプター」の鋭い巻き爪が、「ヴェロキラプター66M/SPL」の一気回しスパイラルガイドにイメージが被ったために命名した

覚えにくいのでワシは昔の癖で「クオッドラプター」って呼んでますが(笑)。

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