なさんこんにちは!中鉢幸佑です!
今回記事では野良ネズミのオリジナルサイズとミニサイズを扱うタックルについて紹介したいと思います。
併せて前回記事もチェックして頂ければ話も分かりやすくなるかと思います。
野良ネズミのポテンシャルを引き出すために
野良ネズミは、投げるだけであれば、それほどタックルを選ぶことはないと思います。
そのため、あまりタックルをこだわらずに使ってる方が非常に多い印象です。実際、野良ネズミはかなり優秀なルアーなので、不向きなタックルでもある程度のアクションはしてくれます。
ですが、その使い方は絶対にNGです。
なぜか? まず野良ネズミの最も素晴らしい点として…
・テンポが早い
・喰わせる能力が高い
この2点を超高次元で両立してる点にあります。上記を満たすルアーは、中々にありません。
先ほど申し上げた、ただ投げられるだけのタックルですと、2大利点の内の1つ「テンポ」の方が死んでしまいます。
https://youtu.be/KYGvN_Nn8l4?si=FDsHbOX-OuWSNkl0
昨年、五三川にて撮影したYouTube動画を見ていただくと非常にわかりやすいのですが、ちゃんと野良ネズミに適したタックルを使っていれば、動画のようなテンポで流していけます。
また、かなり大雑把なアクションの付け方だと思いますが、全く問題なく動いてくれるので、動かし方に気を使わないという点もテンポアップに繋がっています。
ズバリ、この竿!〝ネズミスティック〟
では一体野良ネズミに適したロッドとは何なのか?
結論から申し上げると、fenwick LINKS-CT60SULP+J “Critter Stick”。60クリッター、ネズミスティックなんて呼ばれ方をしている竿です。
野良ネズミのオリジナルサイズとミニサイズを扱う上で、このロッド以上はあり得ないと断言します!
野良ネズミに必要とされる、「飛ぶ・誘う・掛ける」が超高次元で行えるロッドになってます。
「オカッパリだとネズミ専用機ではちょっと…」
なんてお声をよくいただきますが、60クリッターの素晴らしい点は、汎用性の高さにもあります。
対応ウェイト範囲内であれば、ほとんどリグやルアーを選ぶことなく、70点〜80点くらいのレベルで扱えてしまいます。
正直便利すぎて、オカッパリのスピニングは8割以上60クリッターを持ち歩いており、右腕的存在になっております。
注意点として、野良ネズミには、必ずPEラインを使用してください。フロロやナイロンでは、ラインに伸びがあり、思うよなアクションが出せません。
また、60クリッターもPEラインを合わせていただいた方が、本領を発揮してくれます。
さらに注意点として、野良ネズミを0.8〜1.0号くらいのPEを直結で使用している方を多く見かけます。
霞ヶ浦の葦撃ちの様なシチュエーションはそれでOKですが、大江五三では基本NGです。
過去記事で何度も申し上げている通り、大江五三は、護岸を含むマンメイドストラクチャーが圧倒的に多いフィールドです。
PEラインはマンメイドストラクチャーとの干渉に非常に弱いラインです。0.4号だろうが4号だろうが、マンメイドストラクチャーに擦れると、スパッと切れるのがPEラインです。
なので私のラインセレクトは、PE0.4〜0.6号+リーダフロロ6〜8lb
以上が大江五三ではベストだと思っています。
ポイントとしては、リーダを短めにする事です。あまり長くしすぎると、アクションの伝達性が悪くなるので、40〜60センチくらいで使用してください。
PEライン銘柄に迷ったら、XBRAIDのフィネスシャングリラを強くオススメします。結束強度、ガイド抜け、劣化速度と全てにおいて高次元でこなしてくれます。
価格も非常に嬉しい設定で、これ以上にコスパが良いPEラインある!?というくらい溺愛しています。
野良ネズミを扱うタックルがいかに重要なのか伝わったでしょうか? タイミングが非常に良く、ずっと欠品していた60クリッターが、少量ではありますが入荷したそうです!
ぜひこの機会にティムコ公式オンラインストアをチェックしてみてください!
次回は、野良ネズミの応用編という事で、少し変わった使い方を紹介したいと思います!
昨年はこの釣り方で、とんでもない量のバスを狩りましたので、必見ですよ!