皆さんこんにちは! O.S.Pの“岡田 翔生”です。
さて! 現在ルアーニュースR「春のバス釣り入門」の記事を配信中で、“春バス攻略ルアー4選”というテーマに沿いながら、1記事1アイテムを紹介するという形で、全4回にわたり春のオススメルアー紹介と共に、その特長や使い方を解説しています。
さて! 今回は第4回目! 今回解説させていただくルアーが…。
O.S.Pの激推し「ミノー&ジャークベイト」ラインナップ
最後はやはり! というか、コレも私が毎年楽しみにしています。
そう…“ミノー&ジャークベイト”の釣り。ミノーで釣れると「春本番だな!」と強く感じる釣りで、毎年2月末ごろから今か今かと投げ続けるアイテムです!
で、ご存知の通り、O.S.Pには沢山のミノーとジャークベイトが揃っているため、最後にして1記事に1アイテムは収まりません(汗)。なので、O.S.Pの“ミノー&ジャークベイト”という括りで解説させていただければと思います!
鍵はワカサギの存在
キーはやはり“ワカサギ”。
ワカサギレイクで陸っぱりをする時には、避けては通れない強烈なパターンとなるのですが、そこで一番やる気のある、エサを求めているバスが狙えるのがミノーなのです。ジャークベイトと言われておりますが、春のワカサギパターンでは、タダ巻きも絶対試してみるべき操作ですので、ここではミノーと言いましょう。
O.S.P「ミノーラインナップ」の全体像と中心核
選び方は、まずはサイズ感。
O.S.Pには4サイズあります。小さいところから70mmクラスの「ドゥルガ73(SP/F)」、90mmクラスの「阿修羅O.S.P II(SP/F)」、110mmクラスの「ヴァルナ 110(SP/F)」、130mmクラスの「ルドラ130(SP/F)」。
O.S.P公式「ドゥルガ73(SP/F)」詳細ページ
O.S.P公式「阿修羅O.S.P II(SP/F)」詳細ページ
O.S.P公式「ヴァルナ 110(SP/F)」詳細ページ
O.S.P公式「ルドラ130(SP/F)」詳細ページ
基本的には、どこに行くにしても90mmサイズの「阿修羅O.S.P II(SP/F)」は必携。全国どこでも基本的にワカサギのサイズは同じですので(カスミは同じワカサギでも種類が違うので別ですが)90mmが無難にハマると思います。
「阿修羅O.S.P II(SP/F)」はベイトでも投げやすく、タダ巻きのアクションは、2019年に、バージョンⅡにリメイクされたことで、より別格にイイ! 内部構造の見直しで、より低重心化がなされたことで、ロールのキレや扱いやすさも増したのです。
因みにフローティングとサスペンドの2種類ありますが、タダ巻きメインだとフローティング、レンジを入れたい時やトゥイッチ・ジャークを入れる時はサスペンドを使い分けます。リザーバーの陸っぱりでは、サスペンドが8割ですが、霞ヶ浦や野池では、逆にフローティングが8割というイメージですね!
「阿修羅O.S.P II(SP/F)」を軸にしているとお伝えしましたが、他モデルとの使い分けについてですが、あまり風が吹いていないタイミングで、より水がきれいな時は、70mmクラスの「ドゥルガ73(SP/F)」でスピニングタックルを使って遠投。
一方、風が強くて濁りが入っている時は、 110mmサイズの「ヴァルナ 110(SP/F)」を投入という形で普段使い分けています。
信頼の「ヴァルナSPEC2 110 SF」
また「ルドラ130(SP/F)」と「ヴァルナ 110(SP/F)」には“SPEC2”という固定重心・サイレント仕様で、スローフローティングのシリーズが存在します。
特に私は、季節を問わず「ヴァルナSPEC2 110 SF」を多用。こちらについても紹介できればと思います。
O.S.P公式「ヴァルナSPEC2 110 SF」詳細ページはこちら
早春のタイミング…特にワカサギレイクでは、ウィンディサイドでミノーを巻く人が増えます。その中で釣るとなると、気になるのがラトル音。そこで固定重心・サイレントの「ヴァルナSPEC2 110 SF」を選ぶことで、バイトの確率が上がったり、チェイスの距離が伸びたりと、バスの反応が良くなると感じています。
飛距離もサスペンドに比べて、体感で強い向かい風では7割、無風であれば8割程度は飛びます。形状の工夫により、飛行姿勢が固定重心ながら安定しているため、あまり気になりません。また、霞ヶ浦水系のハードボトムやリザーバー上流の川底など、ボトムに当たる状況でも安定してトレースできます。これはスナッグレス性能にも直結。
加えて、春後半から高反応を示すハードジャークのテクニックにも「ヴァルナSPEC2 110 SF」は最適。強めのジャークを連続して入れる、この動作は、固定重心の安定感があるからこそ成立するもので「ヴァルナSPEC2 110 SF」なしでは語れません。
フック管理の重要性
「阿修羅O.S.P II(SP/F)」や「ヴァルナSPEC2 110 SF」を使う際に忘れてはいけないのがフック管理。ミノーはジャンルの特性上、フックが鈍りやすいです。テトラ、護岸、ウッドカバー、ハードボトムにヒットする機会が多く、摩耗しやすいのが理由。
ハリ先の潰れ・変形のチェック
頻繁に研ぐこと
ダメなら即交換!
これらは徹底しています。
使用するフックは「O.S.Pスタンダードフック」。サスペンドやスローフローティングの繊細な浮力に影響しないため、純正を愛用しています。形状も自分好みです。
O.S.P公式「O.S.Pスタンダードフック」詳細ページはこちら
私的なオススメは“バーブレス”。
ミノーはフックが3本付いているため、バーブがなくてもバラシはほぼ皆無。それ以上に、ファイト中に別のフックが掛かりやすくなったり、時合いで素早くバスをリリースできたり…メリットの方が大きいと感じています。
オススメカラーについて
オススメカラーは以下の通りです。
特に“ピンクレディー C43”は、晴天など、ミノーに不利な条件でも釣れる隠れた名カラーだと思っています!
ここまで“岡田 翔生”流のミノー論をご紹介してきましたが、ミノーの世界はとても奥深く、アングラー次第で釣れるバスも千差万別。あくまで私の一例として、皆さんも自分に合ったモデルやアクションを、追求してみてはいかがでしょうか!