【大阪湾/春のバチ抜け開幕】時間帯・ポイント選び・オススメルアーを紹介!基礎さえ押さえれば誰でも楽しめる「バチパターン攻略」/金井光輝
皆様こんにちは。
大阪湾をメインに活動している“金井光輝”です。
初春の朝晩の冷え込みもすっかり和らぎ、朝マズメはパーカー1枚、昼間は半袖1枚で釣りができるような日が続いています。そんなポカポカ陽気ですが、今年は青物の気配が薄く、例年よりも先に“バチ抜け”が始まりそうな気配です。シーバス釣りというと、少しハードルが高そうに感じる方もいらっしゃると思いますが、“バチパターン”と言われるバチ抜けの釣りに関しては、年間を通しても比較的イージーに釣果を出せるうえ、目でもバイトが楽しめるトップの釣りも可能。
そんな魅力的な“バチ抜け”を、今回は紹介したいと思います。

金井 光輝(KOUKI KANAI) プロフィール
バチ抜けとは?
冒頭でもお話しした“バチ”とは、釣具店で釣りエサとして販売されている“アオイソメ”や“ゴカイ”のことを指します。そして“バチ抜け”とは、これらのバチが産卵のため、水面や水中に浮上してくる現象のことを言います。この時期、シーバスなどの魚がバチを好んで捕食するため、“バチ抜け”に合わせた釣り方=“バチパターン”が確立されており、初心者でも比較的釣果が得やすいシーズンとされています。
バチ抜けの時期と時間帯(大阪エリア)
バチ抜けは日本列島の東から始まり、徐々に西へと移行していくと言われています。
大阪に絞って考えると、4月後半から6月上旬にかけてが最も楽しめる時期です。さらに、地域差もあり、大阪の南部(貝塚、岸和田)から先に始まり、2〜3週間遅れて大阪湾奥や南港でもバチ抜けがスタートする傾向があります。
時間帯としては、夕マズメ(5月上旬なら19時前後)が最もアツいタイミングになることが多く、仕事終わりの短時間釣行にもピッタリ。
バチ抜けに適したポイント
バチパターンは港湾部、河口、外海に面したエリアなど、比較的どこでも成立します。
ですが、個人的にオススメなのは、外海が爆風などで荒れていてもあまり影響を受けにくい、湾奥の港などの安定したエリアです。また、水深の浅いシャローエリアでは、遅い時間でもボイルを見かけることがあるので、最初の本命ポイントを攻めた後に、寄ってみるのも良いでしょう。
おすすめルアー「ヒエイ 123SF」
昨シーズンは「ヒエイ 123SF」で多くの釣果を上げることができました。
さらには、自己記録更新となる92cmのシーバスも釣ることができました。このルアーはバチパターンに特化したボディ設計で、マグネット式重心移動システムによる平均50mを超えるシンペン並みの飛距離と、絶妙な引き波を立てながら弱々しいロールで水面直下を泳いでくれる点が特長です。デッドスローリトリーブでI字アクションを出せば、バチと同じ引き波を演出可能。少し早めにリトリーブするとウォブリングアクションも演出できる、使い勝手の良いルアーです。
ジャッカル公式「ヒエイ 123SF」詳細ページはこちら
オススメカラーは、リアルすぎる色味の“アカバチ”と“アオバチ”。
アカバチ
アオバチ
アピール系ではないのに1投目から投げたくなるほど信頼しています。
また、月明かりがなく、魚っ気がないときは“グローチャートパール”が効果的で、自己記録の92cmシーバスもこのカラーでの釣果でした。外せない一色です。
グローチャートパール
いかがでしたでしょうか?
本当はもっとお話ししたいことが沢山ありますが、長くなるのでこの辺で(笑)。これからが本番のバチ抜けシーズン。ぜひ、気軽にシーバスゲームを楽しんでください!
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