春イカが楽しい季節。
デカいイカには、デカいエギ。
今回シリーズ最大サイズを誇る「クリンチ エクスカウンター 3.8号」をご紹介。
クリンチ エクスカウンター 3.8号【シマノ】
シマノ公式「クリンチ エクスカウンター 3.8号」詳細ページはコチラ
ただ大きくなっただけじゃない。3.8号は全長だけでなく、ボディのボリュームも大幅にアップ。ただし、ボディが大きくなると引き抵抗も大きくなりがちですが、過度にならないうよう設計。適度な引き抵抗で操作性も良く、潮の流れをアングラーの手元に伝えることができる。
「3.8号は潮がみが良いのでイカが喰いそうな潮の重みがつかみやすい。潮にのせて流すといった操作もしやすいです。回遊待ちやナイトゲームで活躍します」
とは、春イカシーズンに実に8割強「エクスカウンター3.8号」を使うという湯川マサタカ氏談。
また、春の大型イカにシルエットでしっかりアピールできるだけでなく、その存在感から活性の高いイカをより遠くから寄せられるそうで、秋にも出番があるとか。
アクションについて
イカの捕食本能を煽る安定したダートアクションが追求されており、大型ボディながらジャークにも機敏に反応。アクション重視のバランス設計となっていてワイドなダートがその特長。またスローな誘いが効く春イカの攻略にも向いているとのこと。

ご存知の通り、安定したフォール姿勢は釣れるエギの必須要素とも。不自然な動きでイカに警戒心を与えにくい安定したフォールもエクスカウンター3.8号の持ち味。また、大型ボディが水を受けて潮になじませやすく、イカにアピール。3.5秒/mのフォールスピードがあり、深場攻略にも対応。
また、不自然な姿勢変化を極端に嫌う傾向がある大型アオリイカ。特に「ダートからフォールへの移行」時は、イカが抱いてくるタイミングとなりやすく、ダート終了後に急激に頭を下げてフォールに移行するようなエギに対しては、その姿勢変化によって、チェイスしてきたイカが離れることもしばしば。
エクスカウンター3.8号の「カドのない滑らかな姿勢変化」は、数少ないチャンスを確実にモノにするための機能。
まだあるこんな特長

上:3.5号 下:3.8号
強くアピールする大型のボディ、ワイドなダート、安定したフォールがあっても、カンナに掛からなければ獲れるモノも獲れない。
特に、アオリイカは大型になるほどにエギを掴む力が強く、“横抱き”されるとアワせてもフッキングに至らないこともある。そのためこのエギは大型カンナを搭載。横抱きファイト中にイカがエギを放してもハリ掛かりする確率が高くなっており、春イカやレッドモンスター相手でも安心。
シマノインストラクター 湯川マサタカさんのインプレッション
僕は、春のエギングの8割強はエクスカウンター3.8号を使います。
大きなシルエットで大型イカを誘います。大きなシルエットは回遊待ちでも有効です。
この大きなボディこそがエクスカウンター3.8号の強みで、水の抵抗を受けやすいから潮にのせて流したりといった操作がしやすい。ラインテンションをかけたときの姿勢の安定感も高いです。
あとクリンチシリーズのエギはダート性能に優れますが、エギは大きいほどバランス良くきれいにダートさせやすい。3.8号は3.5号と変わらないシャクリ感で操作でき、潮噛みが良いから風や波気があるときでもダートとフォールが安定させやすいです。
実はビギナーの方にもおすすめで、エクスカウンター3.8号で大きいエギは扱いやすく、良く釣れることを知ってほしいですね
出典:シマノ公式HP
スペック&カラーラインナップ
品番 | カラー | ルアータイプ | 全長(mm) | サイズ(号) | 重力(g) | 沈降速度(参考値)(秒/m) | 本体価格(円) |
QE-C38Y | 全8色 | ノーマル | 115 | 3.8 | 24 | 3.5 | 1,400円 |
そして、気になるカラーは全8色。ケイムラやグローが採用されているモデルもあり、使いどころを選びません。公式HPのカラー解説と合わせてチェック。
モンスターザハング
赤テープにヘッドは視認性の高いチャート。
緑の背中に伝統的な杉柄を彷彿とさせる黒と赤の縞模様が入るカラーリングは、ナイトゲームを強く意識したもの。
大型イカを標的にしたカラー。
ブラピンナイツ
金テープにブラック、ピンク、グローで彩られた妖艶なカラーで、名のとおりナイトゲームで使いたいカラー。
ピンクは視認性が高く、グローは濁り潮や低照度時もアピールするため日中でも高いアピール力を持ちます。
アユレディ
幅広いフィッシュイーターに有効なアユカラーをエギに採用。
河口エリアで投げたくなるカラーですが、河口以外でもハーフミラーと透過ボディの艶かしさが明らかに効く状況があるため応用の効くカラーでもあります。
ハッピーイエロー
ブルーベースのハーフミラー下地の透過カラー。
ナチュラルな輝きは透明度の高い潮で有効。背中やサイドのイエローが視認性を高め、水中のエギの状態やイカの追尾が分かりやすくなっています。
ハロウィンエビ
ケイムラを採用した紫系でいつでもどこでも有効なオールマイティなカラー。
水中深く沈めてもシルエットが出やすく、回遊待ちやレッドモンスター狙いでも持っておきたいモデルです。
イチジクグロー
下地にブルーグローを採用したクリンチシリーズの高実績カラーを3.8号にも導入。
ナイトゲームはもちろん、日中の濁り潮、朝夕マヅメ、曇天の低照度時にも効果を発揮してくれます。
シバザクラ
青く澄んだ潮や青空と同化してナチュラルにアピールできる青テープが採用されているモデル。
背中はピンクで視認性も高い。紫系同様、深場狙いや夜はシルエットを強調して誘えるカラー。
レッドガーベラ
ナイトゲームで実績の高い赤テープを採用し、月のない暗い夜も想定したシルエットが強めのカラー。
背中の蛍光オレンジは濁り気味の潮でもアピール力を発揮します。
カラー | 下地 | ケイムラ | グロー |
001 モンスターザハング | 赤テープ | - | - |
002 ブラピンナイツ | 金テープ | - | 〇 |
003 アユレディ | ハーフミラー | 〇 | - |
004 ハッピーイエロー | ハーフミラー | 〇 | - |
005 ハロウィンエビ | ケイムラ | 〇 | - |
007 シバザクラ | 青テープ | 〇 | - |
008 レッドガーベラ | 赤テープ | - | - |
以上、「クリンチ エクスカウンター 3.8号」のご紹介でした。
一年間で今が一番デカイカが狙える時期。
モンスターハントのための新しい手札を加えてみてはいかがでしょうか?。

シマノ(Shimano)