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異常気象の2018年を降り返る「下半期」②

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10―11月・好天で水位低下

9月末までは異常気象の続いた1年だったが、10月になると一気に天候は落ち着きを見せはじめた。しかし、その一方で雨が降らないために水位が下る結果となった。
この時期の基準水位というのは、9月1日―10月15日までのマイナス30㌢の洪水期水位から10月16日―翌年の6月15日までのプラス30㌢という非洪水期水位へと変換させるタイミングにあたる。
そのため、10月中旬からは放流量が下り、水位は上がるようにコントロールされるのが普通だ。しかし、このタイミングで雨がまったく降らずに、水位は10月末にはマイナス40㌢、11月末にはマイナス50㌢と本来のプラス30㌢とは、その差80㌢という大きく異なる水位となってしまった。

10月から11月は天候がよくて釣果は安定。しかし、次第に水位が低下

琵琶湖の釣りとしては、天気がよくて安定して、比較的釣れていた期間となるが、水位が低下したことによりシャローの釣果が下がりだして、浚渫のホールにバスが入りだすようになり、木ノ浜、下物、ディープホールでのフットボールジグのパターンが炸裂するようになった。
北湖もシャローのウイードがほとんどのエリアで消滅していたために、水位低下によってディープ寄りのパターンが好調となり、外ケ浜の浚渫、奥琵琶湖のロックエリア、和邇沖からアヤメ沖のディープフラットなどのパターンが好調となっていた。

12月にはシャローは座礁するレベルまで減水

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