冬のタイラバゲーム。
状況や地域にもよりますが、基本的には“底ベタ”。タイラバへの反応も、ハイシーズンのように上方向へ追いかけることも少なく、“ボトム攻め”が鉄則になる場面も多かったり…。そんな時、大事になってくるのがボトムで如何に目立たせられるか、また、興味を持ってもらえるか。それから、貴重なバイトを如何にフッキングへ持ち込めるか。
冬のタイラバゲームでご準備はできていますか?こちら。
真鯛ロジック【ON THE BLUE】
年間釣行300回超え。
妥協無き船上開発をモットーに唯一無二な拘りアイテムを取り揃える遊漁船「日登美丸」が展開しているルアーブランド“ON THE BLUE”のタイラバ「真鯛ロジック」。
お使いになられたことはございますでしょうか?
ON THE BLUE公式「真鯛ロジック」詳細ページはこちら
コンセプトは“タイラバの進化、ルアーに到達、釣船で産まれた漁具ルアー。遊漁船活動で培ってきた、マダイを掛け獲る理論を集結させた拘りの逸品。毎日沖へ出ているからこその経験と知識を有効活用し、“底取り”、“誘い”、“掛け”というタイラバゲームで軸となる基本要素を徹底追求。ヘッドや、ネクタイ、独自開発のフックなど…各所にコダワリが。そんな「真鯛ロジック」が冬に有効な理由をこれからお届け。
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ヘッドにヒレを搭載したタイラバ
では「真鯛ロジック」が冬に有効な理由を。
まず、最大の特長でもある“ヘッドにヒレが搭載”されている点が大きく関係しています。コレのメリットは数多くあるので順番にお伝えできればと。
ヒレ搭載によって直進性に優れていると共に、ヘッド形状が水受けの良いワイドな作りをしているため、スローリトリーブでは本来のコンセプト通り直進安定性を実現。
さて、ここからが注目ポイント。リトリーブスピードを速くすることにより、今度はウォブリングアクションに切り替わるという。
こちらの動きはバスルアーのクランクベイトをイメージしたという。
正にヘッドを左右に振りながらボトム周辺を泳ぐ様子は正にクランクベイト。ドテラなど、あえて重たいウエイトを使ってジックリボトムを巻くのも良し。スピニングタックルを駆使して、軽いウエイトでキャストしてから横の動きでボトムを攻めるのも良し。アプローチの工夫はアングラー次第。
2種のアクションを使い分けながら、マダイの反応をみれるので、キャッチ率も倍増。1つで2種類の動きを生み出せるタイラバも、そう多くはないハズ。
また、ヒレ搭載によって、そもそもの見た目のリアルさが向上。
ON THE BLUEの他アイテムをお使いの方なら、お分かりいただけると思いますが、数々のルアーにヒレが搭載されています。冬のマダイは低活性。少しでもタイラバをエサだと認識させて、バイトしてもらうためにもヘッドのリアルさは大事。
他のルアーも意図は同じで…
ON THE BLUE代表の“錦野 憲彦”さんが遊漁船業を通じて、“釣り上げられた魚の口から小イカやベイトフィッシュが吐き出される光景を何度も目撃”してきたことで、”吐き出されるベイトに似せたルアーを作ったら釣れるのでは?”、”そもそも何故全ての魚族にヒレが付いているのに、ジグやタイラバにはヒレが無いのか?”という発想も相まって、製品の多くにヒレを搭載するという形に。
フィッシュイーターがベイトを吐き出すことは、既に分かっていることではあったものの、その頻度が凄まじかったという。因みに以下の画像は「グローエンペラー」で釣り上げた時にハタが小イカを吐き出した画像。
錦野 憲彦(Norihiko Nishikino) プロフィール
底どり明確/低重心設計
ヒレ搭載以外に、ヘッドに対するコダワリはもう1つ。
それは、狙いのタナに誰よりも素早く落とし込める低重心設計になっている点。ヘッド下部がボリューミーなため、快適に底取りができます。
周囲より速くボトムへタイラバを送り込めるという点は、オールシーズン有効なポイントですよね。1尾が貴重な冬は特に言えること。
細かい拘りが満載
拘りはヘッドだけに留まらず。
標準装備のネクタイ&アシストフックにも、嬉しいコダワリが満載。特に冬のショートバイトを掛ける重要パーツ“フック”には要チェック。
ネクタイには根元へバイトを集中させるという目的で、“三又ネクタイ”を採用。テールバイトを極力避け、アシストフックが装着されているど真ん中を食わせる目的で設計。トライ&エラーが繰り返された拘り仕様。
フック周辺はシンプルながらも“地獄針仕様”の鬼刺さりフックが標準搭載。冬のショートバイトを絡めとるフックシステムに。1つだけ伸びたアシスト“追っかけ針”は普段なら掛からないようなバイトも逃さない仕様に。口周りの硬い部分や外側からも刺さり込む、独自設計の“アウトサイダーフック”もキャッチ率向上に貢献。
使い方について
使い方に関しては基本は“タダ巻き”。
前述した2種類の動きを使い分ける形です。冬の場合だと着底後、スローリトリーブでボトム周辺をジックリ攻めたり、重めのウエイトをあえて使用してウォブリングを活かしてボトムを探ったり、またはスピニングタックルで軽量ウエイトをキャスティングで投入して長い距離のボトムレンジを引いてくるなどが有効かなと。
ネクタイを水に馴染ませて、フォールさせることで姿勢が綺麗になり、アタリ増幅に繋がるそうなのでこちらもお試しを。
タイラバ専用タックル:PE0.8〜1.2号、リーダー12-16Lb
(※ドラグ設定1kg前後を目安に、フックセッティングが施されています。)