ソルトルアーにおいて知らぬ人はいない、超定番ルアーimaの「sasuke」シリーズ。
サイズ・バリエーションも豊富で、スキのないラインナップはまさに“キング・オブ・ソルトウォーターミノー”と呼ぶにふさわしい存在です。
そんな「sasuke」シリーズに、エクリプスが考案するセミサスペンド(SSP)チューンモデルがあるのはご存知ですか?
今回はimaの「sasuke」×エクリプスのコラボモデル、「sasuke SSP」について紹介します!
セミサスペンド(SSP)チューンとは?
多くの方が気になるであろう、「セミサスペンド(SSP)」。
こちらではその概念、特性などを紹介していきます。
まず「サスペンド」とは、ルアーの浮き沈みをプラスマイナスゼロにして静止状態にするチューニングのことを指します。
静止状態にするサスペンドでは、ターゲットに対し違和感を与えにくく、それでいてテンションが掛かっていない時でも大きくレンジが変わらないのでレンジ攻略の精度が向上するというメリットが挙げられます。
であれば、「セミサスペンド」はどのようなものなのか?
というのも、ソルトウォーターと一言でいっても、河口やサーフ、港湾など、そのエリアによって塩分濃度が変わってきます。
塩分濃度が異なるということは当然、浮力にも大きく影響を与えるため、浮き沈みのバランスが均一になることはほぼほぼ不可能。完全なサスペンドを演出するのは困難となります。
そこで定義したのが“セミ”サスペンド。
エクリプスでは、セミサスペンドをスローシンキングからスローフローティングの間を指したものと定義。完全なサスペンドではないもののサスペンドに近い状態を演出できるセッティングとなります。
では、どのような場面でセミサスペンドが効くのか?
様々なシチュエーションが挙げられますが、中でもとくに真価を発揮するのが、ドリフトでの誘い。
特にシャローエリアでのドリフトでは圧倒的に根掛かり率を下げられるほか、フォールの時間を長く取れることでバイトチャンスも増やすことができるのだそう。
また、同じレンジをゆっくりと流れてくるタイプの落ち鮎、コイカ、バチ、エビといったベイトパターンにも効果的。同じレンジをより長くドリフトさせられるので、バイトチャンスも増やすことが可能となります。
沈みテトラ帯や牡蠣ガラなどストラクチャーにタイトに着くシーバス狙いにもセミサスペンドチューンはオススメとなります。
sasukeの釣れる要素を融合した「サスケSSP」
そんなセミサスペンドチューンを搭載したのが「サスケSSP」。
「サスケ」の代名詞でもあるウォブンロールアクションはそのままに、トゥイッチやジャークの後のストップでレンジを大きく変えることなく、瀕死のベイトのように漂うアクションを演出。
またシンペンのように流し込むドリフトにも高次元に対応するなど、互いの良さを最大限に発揮したモデルとなります。
サイズは95mm・120mm・140mmの3種類が展開。カラーは10色がラインナップされています。
いずれも限定モデルですのでぜひチェックしてみてください。
SASUKE SSP
モデル | Length | Weight | Ring | Hook | Price |
sasuke95SSP | 95mm | 8.5g | #3 | SP-MH#5 | ¥2,090(税込) |
sasuke120裂波SSP | 120mm | 17g | #3 | SP-MH#4 | ¥2,420(税込) |
asuke140裂波SSP | 140mm | 21.5g | #4 | SP-MH#3 | ¥2,805(税込) |
エクリプス公式「サスケSSP」詳細ページはコチラ