ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】暖冬予想の今冬リサーチ①

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

=釣れる冬になる?=

今年の秋は暖かい。紅葉が真っ盛りの奥琵琶湖にて。そして、冬も暖冬予報で釣れる予想。それでも2017ー18年の冬が厳冬だったために、訪れるアングラーは少ないと予想される

今年の冬は暖冬予報がでており、雪も例年に比べて少ないとの長期予報となっている。昨年は水温3度台まで低下した南湖も例年の最低6度程度で収まるのではないだろうか?
11月中旬の今の水温は南湖、北湖ともに18度もあり、例年よりも高い。この傾向のまま暖かい晩秋から初冬を迎えると、ダラダラと南湖も北湖も釣れ続きながら年末年始を迎えるのではないだろうか?
ただ、昨年の厳冬のイメージが残っている影響で訪れる人は少ないだろう。これはアングラーの心理として、「昨年釣れていた時期に行く」という傾向が顕著に見られるため、「2017年の12月がきびしい釣果だったら、2018年の12月は行かない」という具合に、昨年の釣果によってアングラーの動向は大きく左右されるからだ。
例えば、昨年に8月にパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)が炸裂していたら、今年は釣れなくなっていても8月にパンチショットリグをしにやってくるアングラーが多くなるという具合に、実際の釣果や自然の傾向と関わりなく、昨年の実績でアングラーは動く。
そのため、いくら今年が暖冬になって冬に釣れるといっても、昨年の釣果が厳しいモノであったら、今年はアングラーが少ないということになる。
なかなか人のイメージというのは覆すのは難しいのだが、釣りというのは自然要因によって釣果が左右されるものなので、その時期になって自然要因を考えていくと、必然的に釣れる時期に釣れる釣りは何かが分かるだろう。
暖冬ならば、昨年よりも釣れるのは間違いないので、2018年の年末、2019年の年始は昨年よりも釣りやすいという予測は立つ。

2 / 3
前へ 次へ