大津乗彦 × 赤松拓磨。生まれたのが「アベンジクランク100」。
五三川を中心とした養老水系で活躍するLUXXE STAFFの大津乗彦さん。その理論を取り入れ、カタチにしたのがルアーデザイナーの赤松拓磨さんだ。
ズバリ、喰わせのクランクベイト。それがアベンジクランク100なのだという。
アベンジクランク100
出典:ラグゼ公式
ウエイト | 全長 | フロントフック | リアフック | 価格(税別) |
11g | 55mm | #6 | #5 | 1,450円 |
喰わせのクランク
スペックは上記の通り。100が示すのは潜行レンジで、およそ1m(100cm)。つまりはシャロークランクだ。
ご存じの方も多いかとは思うが、五三川はハイプレッシャーフィールドのひとつといえるだろう。そこでバスフィッシングに打ち込む大津さんゆえに、「喰わせのクランクベイト」を必要とした。
無論、全国的にも決してイージーではないフィールドは増えている。アベンジクランク100は五三川のみならず、そんなハイプレッシャーフィールドでこそ真価を感じられるシャロークランクに仕上がったという。
実は開発テストの初期に赤松さんがプロトで作ったクランクは、ブリブリ泳ぎ過ぎる、強過ぎると大津さんから指摘されたそうだ。
アクションは極めてタイトピッチ。これが、デッドスローリトリーブでもテールを振りトレースコースも破綻しない。これはファストリトリーブでも同様だ。タイトピッチでしっかりとスローでもテールを振るのだが、それが強過ぎない。非常にナチュラル。五三川でもバイトしてくるゾーンが狭いことが多々あり、例えば杭から少しでも離れたコースを通せば食わないケースで、確実に狙ったコースを通せ、かつそこをスローでもしっかりと魅せることが可能。
高い障害物回避性能はもちろんのこと、障害物に当たってかわす時に跳ね過ぎないのもポイントだという。あえて浮力を抑えフワリと乗り越えたり、それでいながらスタックもしづらい形状に作り込んだ。
そのためリップをラウンド形状にし、回避能力を持ちながらもやわらかくコンタクトし、ナチュラルにかわす設計としたそうだ。
また、内蔵される低重心成形ウエイトはボトムを確実に舐めるように直進することを可能とし、バランスを崩した際の立ち直りが非常に早い。
だから、狙った所を確実に通し、食わせたい場所・タイミングでイメージ通りにバイトを引き出しやすい。
「喰わせのクランクベイト」であるアベンジクランク100は、今、リアルに求められているシャロークランクかもしれない。
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カラーラインナップは以下の通り。
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