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春の野尻湖「ワカサギパターン」完全解説/五十嵐誠

寄稿:五十嵐 誠
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春のバス釣り入門

①:水面

水面の釣りはバスたちが水中にあるルアーを見切るような時に有効。水面下のバスにとって見上げるルアーの半分が空中にあり、ルアーを観察しづらい水面を使ってバスたちを騙す方法です。「ジョーダン」を始めとする水面に浮くタイプのルアーを、風に流されてきたワカサギのように水面に漂わせるパターンとなります。

この時に有効なセッティングとしては、比重の軽く沈みづらいPEタックルをお勧めしています。

タックルデータ

・ロッド:63L

・ライン:ソルティメイト PEエギULT HS4 0.4号
※飛距離を出したく、また強度も欲しいので0.4号

・リーダー:トルネードVハード1.5号
※アクションさせる時にルアーが少し水をつかんで欲しいのでリーダーはフロロを40㎝くらい

・ルアー:ジョーダンなど

②:ルアーが見えるレンジのサブサーフェイス

サブサーフェイスを狙うのは、シャローに上がってきたやる気のあるバスに偽物かもと悩む間をなるべく与えないでバイトさせる方法です。フォロースティックなどのとてもゆっくり沈むタイプのルアーを、ラインの重さや風の力で水面直下をナチュラルにトレースするパターンとなります。で、この時に有効なセッティングとしてフロロラインをお勧めしています。

なぜ、フロロセッティングなのかというと…「バスにルアーと見切られない為に、ルアーの姿勢ができる限り頭上がりにならないで欲しいから」

基本的に魚は進行方向に頭を向けて泳ぐ事が多く、同じレンジをキープしてトレースするならルアーの姿勢は水平が理想と思っていて、フロロラインの水よりも比重が重く沈みやすいという特性を使うというのが理由です。ルアーの進行方向は糸の向きと同じ方向に進むので、ラインを沈める事によってルアーの姿勢を水平に保ち、よりバスに違和感を与えずアプローチする事ができると思っています。

タックルデータ

・ロッド:60UL

・ライン:シューター・FCスナイパー2.5lb or 3lb
※飛距離を出したいので2.5lbを使いたいのですが、ラインブレイクが怖い時は3lbがお勧めです※要ドラグ調整

・ルアー:フォロースティックなど

・フック:デスロックスティッチなど

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