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ヒラマサ、マグロ類を獲るスパイク!24新機種「SK822S-H」

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スパイクはテンリュウのオフショアキャスティングロッド。アンダーハンドキャスト、オーバーヘッドキャスト、使用プラグ、狙うターゲットやそのサイズ…様々な状況を想定したラインナップがされてきた。

2024年春、オールラウンド・ヘビーモデルが登場を控えている。Spike(スパイク)SK822S-H、青物全般はもちろんのこと40kgほどのマグロ類にも対応する、既存機種の中では最もパワフルで、かつ相当するプラグ類の遠投を得意とするモデルだ。

40kgほどのマグロ類まで対応!スパイクSK822S-H

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
SK822S-H S 2.49[8’2″] 2* RF 178 MAX150 MAX8 15/45° 495 2.6 362 95/5 ¥59,500

SK822S-Hの既存機種にはない特徴としては調子がひとつ挙げられるだろう。SK822S-Hを除く機種がR=レギュラーとしているのに対し、SK822S-HはRF=レギュラーファストだ。

PE8号までを想定し、ルアーウエイトもMAX150g。最も快適なのは50~60gを下限に120g前後のプラグ類と幅広いが、そうしたバランスでこのウエイトのルアー類をオーバーハンドキャストで、狙った所まで届く遠投性能を求めると、初速も重要となる。

大型ヒラマサ、キハダ、マグロ、こうしたターゲットを相手にした際に適切なルアーをセレクトしても、それが〝届かない〟となれば本末転倒。

他のモデルと比較すると張りをやや強く持たせているのも、ワンチャンスを確実に仕留めるべくの仕様。そうでありながらも絶妙な追従性とバット部分のC・N・Tコンポジットで、ブランクスが仕事をして大型魚をリフトしてくる。

ガイド設定はステンレスフレーム・SiCリングガイドとし、KガイドとMNガイドのMIX。ライン抜けのスムーズさ、収束性、強さと感度を求めた設計(トップガイド#16、バットガイド#40)。

キャストのしやすさを考え抜かれたグリップ長、ファイト時のアシストとなるフロントグリップなども強烈なスプリンターへのアプローチからランディングまで助けてくれる。

リールシート部には、西陣織仕様のカーボンパイプを採用

間もなく春を迎えるが、魚種によっては春もまたビッグフィッシュが狙える季節。発売のタイミング的にもぜひぜひ注目してもらいたいロッドだ。

ちなみに…さらなる大型魚を想定したロッドも開発進行中。このあたりもまたお伝えできれば!

テンリュウ公式「スパイク」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。