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追加6機種で隙のない陣容に!マルチジギングを成立させるロッド「ホライゾンMJ」

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テンリュウのホライゾンMJに2024年、追加機種6モデルがリリースされる(初夏発売予定)。

マルチジギング=ホライゾンMJ

そもそもホライゾンMJは、近年のジギングシーンでは状況によってハイピッチとスローピッチいずれかが有効なケースが多く、そのアプローチの仕方が鍵となることも。

そこでMJ=マルチジギングロッドという位置づけで、ハイピッチもスローピッチもそつなくこなすロッドとしてホライゾンMJが登場した。

先行でリリースされたのは5機種。

既存5機種のスペック
モデル レングス(m[ft]) 継数 ルアーウエイト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg/角度0°) リアグリップ(mm) 先径(mm) ロッドウエイト(g) カーボン/グラス(%) 本体価格 (税抜)
HMJ5101B-L 1.78[5’10”] 1 High60-120g
Slow100-250g
MAX2 MAX3/0° 405 1.9 110 91/9 ¥38,000
HMJ5101B-ML 1.78[5’10”] 1 High80-150g
Slow120-300g
MAX2 MAX3/0° 405 2.1 115 92/8 ¥38,500
HMJ5101B-M 1.78[5’10”] 1 High100-180g
Slow150-350g
MAX2.5 MAX4/0° 405 2.3 120 92/8 ¥39,000
HMJ5101B-MH 1.78[5’10”] 1 High120-200g
Slow180-400g
MAX3 MAX5/0° 405 2.5 126 93/7 ¥39,500
HMJ5101B-H 1.78[5’10”] 1 High150-250g
Slow200-450g
MAX3 MAX5/0° 405 2.7 131 93/7 ¥40,000

この5機種はいずれも5フィート10インチ(いずれも1ピース)でパワーランクの異なるものであった。

一方で、新たに追加された機種は6フィート4インチ(いずれも2ピース)で統一。センチにすると15cm。グリップ長はすべて統一されているから、純粋に有効長が長くなる。

追加6機種のスペック
品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
HMJ642B-LL B 1.93[6’4″] 2* R 148 High40-100
Slow80-200
MAX2 MAX2/0° 405 1.7 111 96/4 ¥41,000
HMJ642B-L B 1.93[6’4″] 2* R 148 High60-120
Slow100-250
MAX2 MAX3/0° 405 1.8 114 96/4 ¥41,500
HMJ642B-ML B 1.93[6’4″] 2* R 148 High80-150
Slow120-300
MAX2 MAX3/0° 405 2.0 119 96/4 ¥42,000
HMJ642B-M B 1.93[6’4″] 2* R 148 High100-180
Slow150-350
MAX2.5 MAX4/0° 405 2.1 121 96/4 ¥42,500
HMJ642B-MH B 1.93[6’4″] 2* R 148 High120-200
Slow180-400
MAX3 MAX5/0° 405 2.3 128 97/3 ¥43,000
HMJ642B-H B 1.93[6’4″] 2* R 148 High150-250
Slow200-450
MAX3 MAX5/0° 405 2.4 131 97/3 ¥43,500

この長さが武器になる状況が確かにあるのだと。

マルチだが、よりスローを得意とする新機種

具体的には長さを活かしてロングフォールを入れやすくなる。つまりはスロー系アクションにより向いてくる機種たちとなる。また、船下へと入り込もうとする潮流も時にはあるが、そうした場合にも長さを活かして対応しやすい。

一方で既存の5フィート10インチの各モデルは、よりショートピッチを得意としたりアクションレスポンスを活かせる。そして、若干だが短さの分感度も高いとのことだ。どちらが優れているではなく、どちらもそれぞれが活きる場面が出てくる。

ただし、あくまでホライゾンMJとしては全機種ともショートピッチもスローピッチもまかなえるロッドである。その中でショートがより得意な既存モデル、スローピッチがより得意な追加モデルと、さらに幅が広がり、攻略の糸口をセレクトできるようになった。

また、C・N・Tはいわずもがなで、安心のトルク。

そして追加機種にもスーパーライトが得意なモデル、近海ジギングオールラウンダー、さらには中深海ジギングやディープに対応するモデルまで…。ますます隙のない陣容となったホライゾンMJ。上記の写真は、新機種テスト時に釣り上げてきた魚の一部だが、実に多彩な魚種に対応する。

ぜひぜひチェックしてみてください!

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

テンリュウ公式「ホライゾンMJ」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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