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巻いてよし!ジャークもよし!…って難しい。だから両立させた「アベンジミノー110F」が2024年登場予定!

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2024年、ラグゼのバスブランド「AVENGE(アベンジ)」からニュースタンダードとなりそうなジャークベイトが登場となる。

それがアベンジミノー110F

アベンジミノー110F

出典:ラグゼ公式

ウエイト 全長 フック 価格(税別)
14g 110mm トレブルRB-M#6(ハイパーシールド) 1,800円

リトリーブとジャークの両立

リトリーブアクションとジャークアクションを高次元で両立したい。そんなコンセプトで開発がスタートしたというアベンジミノー 110F。つまりは、相反するアクションの両立。

実は昨年のフィッシングショーOSAKAでも参考出展されていて、その際に琵琶湖プロガイド〝いそっち〟こと礒村雅俊さんにも話を聞いたことがある。

△昨年のフィッシングショーOSAKAにて

発売時期未定だけれど気になる。礒村雅俊さん監修の「アベンジミノー110」

その際にも礒村さんは「巻きでもジャークでも、どちらもハイレベルでこなすミノーって難しいんですよね。どっちかに振れば、どっちかが疎かになっちゃうから」と話していたが、それが実現したということなのだろう。

△昨年プロトで展示されていたアベンジミノー110F。テール、ヘッドが細身になっている

リップを限界まで薄く、ボディではヘッドとテールを薄くし、ジャークではキレが出る。それをリトリーブの安定性を損なわいギリギリの設定で攻めた作りになっているそうだ。

△リップの厚みなどにもこだわっていると当時話してくれた

テールの細さが際立つが、このおかげでリトリーブ時にはピッチの細かい強いキックアクションを生み、魚を寄せるという。

また、浮き姿勢を水平に近づけるため背面には浮力のバランスを突きつめた空気室を設け、浮上時にはシミーライズアクションを発生。バスを水面まで引き上げバイトを呼ぶ設計に。

またフックにはジャークベイト特有のじゃれつくようなバイトにも対応するため、トレブルRB-Mハイパーシールドを採用。

昨年、礒村さんにお話を伺った時にも、なるほどなぁ~と思ったわけだが、その脳内図がいよいよカタチに…。

「とりあえずコレで!っていう一つがあるとホントに組み立てやすいし、皆さんも楽だと思いません? そんなの作りたい」

昨年、そう話して豪快に笑っていたのを思い出す。

とにもかくにも。コレひとつで!が完成となったのか!?今年もアベンジの動向から目が離せない。

ラグゼ公式「アベンジミノー110F」詳細ページはこちら

がまかつ(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。