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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】台風20号後の琵琶湖②

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=チャター、スピナーベイト、シャロークランクが好調=

アオコ、濁り、ウイード減少という条件で釣果を支えていたのがシャローエリア。北湖からの流入水が少なくなり、南湖に流れ込む水というのは南湖内の流入河川からの水が唯一の溶存酸素を増やす要因となったため、南湖内の流入河川のあるシャローを中心に釣果があがった。
濁りの中での釣りがメインとなるため、波動の強いチャター、スピナーベイト、クランクが好調だ。

濁りで波動の強いスピナーベイト、チャター、クランクの釣果が続く。ゲストさんがイラプションJr.で50㌢UP

チャターベイトは東岸の赤野井、下物、北山田のシャローエリアを中心に水深1㍍なら3/8㌉、2㍍なら1/2㌉が使用されるウエイト。スピナーベイトは西岸でも、東岸でも使われており、水深の浅い1㍍なら3/8㌉、2㍍なら1/2㌉、3㍍なら3/4㌉となっており、チャターベイトに比べてレンジが深くても使用可能だ。
クランクベイトはシャロークランクからディープクランクまで水深別にとなるが、マグナムクランクでさらに波動を強くする展開もあるため、レンジだけでなく、サイズという点も注目する必要がある。
いずれにしてもカラーは派手となり、今の南湖が濁っているがゆえに、派手、強波動という条件に当てはまるルアーが好調となる。

スピナーベイト、チャターの安定度は半端ない。琵琶湖のボートアングラーの大半がチャターベイト、スピナーベイトをセットしている

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