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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】アユ・ハスパターンに注目②

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沖のカナダモドームが消滅傾向で残るはシャロー寄りのカナダモマット&水路内などのヒシモ攻略

南湖はお盆の中盤から沖のカナダモが腐り、浮遊するようになった。これでパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)の船団は壊滅した

台風、ターンオーバーと続く琵琶湖南湖は、パンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)のシーズンが終わりに近づいている。特に沖のカナダモが腐り、強風で飛ばされるようになり、沖のカナダモドームが消滅することによって、沖のパンチショットリグパターンは消えた。
残るはシャロー寄りにあるカナダモマット、水路内などヒシモ系のパンチングパターンであるが、水位がドンドン下がっており、8月20日現在でマイナス40㌢まで低下。そのため、シャローといっても若干水深のある箇所に集中する。

◆終わるパンチショットリグシーズン

基本的には8月、9月にかけてはカナダモドームのパターンというのは、新しいカナダモドームが形成されたエリアだけが好調となり、これまでの7月、8月にかけて形成されてきたカナダモドームというのは崩壊となり、新しいエリアでの展開が必要だ。
特に9月に突入すると、秋雨前線で雨のローライト時はパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)が不調となるが、秋晴れの高気圧に覆われた時は晴天無風で水温上昇で再びプチ爆発することもある。
そのため、基本路線としてパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)は終わりのパターンとして認識しながらも、秋晴れの日にはカナダモの残るマットなどを撃ち込む必要もあるだろう。

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