裏旬“紅葉ダイ”とも呼ばれ、桜ダイよりも美味という話も。
秋のタイラバゲーム。マダイも高活性でエサを積極的に捕食してバイトも多く、秋だからこそ楽しまれる方も多いのでは? さて、そんな高活性のマダイをより多く獲る為には、手返し&アピール力が問われることも…。つまりサーチベイト、パイロット…的な用途ができるタイラバが有効。こちらのアイテムのように。
真鯛ロジック【ON THE BLUE】
年間釣行300日越え。
お馴染みの九州・鹿児島県の遊漁船「日登美丸」の船上ルアーブランド「ON THE BLUE」が展開しているタイラバ「真鯛ロジック」。九州をはじめ全国的にも増々知名度が上がり続けている話題のタイラバ。乗っ込みシーズンの春もモチロンですが、秋も実は使いドコロな訳で、その理由について、これから紹介させていただきます。
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秋も絶好調な「真鯛ロジック」。地元鹿児島県をはじめ、九州では特に連日ナイスなマダイがキャッチされている模様!
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秋の釣果に直結する“ヒレ搭載”という理論
秋の釣果にも結び付く「真鯛ロジック」の魅力。
ヘッド、ネクタイ、独自設計のフックなど各所コダワリが詰まっていますが、特に拘られているのがヘッド周辺。分かりやすい箇所から説明させていただくと、見ての通り“ヘッドにヒレが搭載”。コレによって生み出される利点は大きく2つ。
1つ目はリアルさがUPするという点。他アイテムをお使いの方ならご存知と思いますが、数々のルアーにヒレが標準装備となっています。
その理由は…、
釣り上げられた魚が多くのベイトを吐く。
遊漁船業を常にしていると良く目にする光景。釣り人も良く目の当たりにすると思いますが、特にそういうシーンを頻繁に見ているのが遊漁船船長。日々沖に出ているからこそ気付ける発想。それは、“ジグやタイラバでも吐き出されるベイトに似せるように、ヒレを搭載すれば釣れるのではないか?” それと共に過った疑問、“何故全ての魚族にはヒレがあるのに、その動きや見た目を演じるルアーにはそもそもヒレが備わっていないのか?”。ヒレを搭載することで、リアルさが向上して釣れるに繋がる。遊漁船船長にしかこなせない発見を、多くのアイテムに取り入れることに成功しているという。
2種の動きを使い分けることが可能
もう1つのメリット、直進性に長けている点。
「真鯛ロジック」は水受けの良いワイド形状に設計されています。中でも特にこの秋、試していただきたいのが早巻き。リトリーブスピードを速くすることで、ウォブリングアクションを演出。この動きはバスルアーのクランクベイトから取り入れられたモノで、波動の力でマダイを遠くから引き寄せてくれます。文頭でも述べたようにサーチベイト、パイロット…感覚で早巻きで手返し良く探りを入れつつ、反応のあるレンジ、少し触ったかな? って思える箇所だけをスローリトリーブでアプローチ、今度は直進安定性に優れた真っすぐな泳ぎを生み出してくれます。
低重心ヘッド形状も秋の釣果に貢献!
ヒレ搭載の他にヘッドへのコダワリはもう1つ。
狙いのタナに誰よりも素早く落とし込める“低重心設計”で、前途した早巻きとスローリトリーブに加え、こちらの特長で釣りの効率をさらに高めてくれます。ヘッド下部がボリューミーなため、底取り感覚も明確。
確実に食わせて掛け獲る!
ネクタイ&フックに対するコダワリにも必見
ネクタイ&フックにもコダワリが満載。
根元バイトを集中させるため、採用されている“三又ネクタイ”。テールバイトを極力避けて、アシストフックが装着されているど真ん中に食って来るよう、試作&テストが繰り返されて形に。
フック周りに関してはシンプルさを極めつつ掛かれば最後…“地獄針仕様”の鬼刺さりフックが標準搭載で、掛かるとバレにくい究極のセッティング。1つだけ伸びたアシスト“追っかけ針”はショートバイトですら逃さず、独自設計の“アウトサイダーフック”は口周りの硬い部分や外側からでもシッカリ刺さり込む設計に。捕まれば最後、そんなフックシステムに。
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タダ巻き
使い方は至ってシンプル。
この時期であれば早巻きで手返し良く探りながら、反応があればユックリ巻いてみたり、逆にスローに攻めてみてベイトの群れや反応があればリアクションで巻き速度を上げてみるような使い方もオススメ! アドバイスを挙げるとするのであれば、ネクタイを水に馴染ませてから、フォールさせることで姿勢が綺麗になり、アタリ増幅へ繋がるそう。心掛けてみましょう。
タイラバ専用タックル:PE0.8〜1.2号、リーダー12-16Lb
(※ドラグ設定1kg前後を目安に、フックセッティングが施されています。)