今江克隆のルアーニュースクラブR「準備して損ナシ!秋攻略ルアーとその使用法、セッティングを紹介」の巻 第1164回
メタル系ルアー
そして最後の斥候が、メタル系ルアー「ワカサギマジックスプーン」と「メタルクロー(スピン)」だ。
「ワカサギマジックスプーン」は、青野ダム(兵庫県)での超絶無限イレグイ動画通り、10月からのワカサギレイクではハマった時は手がつけられないほど最強無双の威力を発揮する。
「メタルクロー」に関しては、今や説明不要なぐらいトーナメントの必殺兵器として、TOP50のみならず多くの試合で秋に高確率で表彰台を獲得している。
この二つは、いわば「ジョーカー」的な存在で、常時使うというよりはスパイス的に投入して反応を見て、主役に抜擢するのがよい。
理由はハマる時、ハマる場所では双方とも速攻で答えが返ってくるからだ。
ゆえに逆に見切りも速くできるので、こだわって使うルアーではない。
斥候ではあるが、ハマれば無限イレグイになる可能性が最も高いゆえに、ジョーカー的存在なのだ。
使い方は意外とカンタン!
「ワカサギマジックスプーン」は、使い方が分からない、「ライブスコープ」がないとできない、と思う人が多いかもしれないが、実はその反対だ。
「ワカサギマジックスプーン」の最大の特徴と狙いは、スプーンの中層フォーリング性能を犠牲にせず、同時にボトムでのメタルジグの能力を持たせたことにある。
ゆえに使い方のイメージとしては「ライブスコープ」は必要なく、「ホプキンス1oz」を扱う感覚で使うと理解しやいと思う。
「ライブスコープ」をガン見して中層で喰わすスプーンの釣りは非常に高度で極めて難しいが、ワカサギの群れに付くバスを派手なフォールでボトムまで追わせて、ボトムの地味なショートホップで喰わせるのが「ワカサギスプーン」なのだ。
これは動画を見ればよく理解できると思う。
スプーンは中層というイメージを持ちすぎるととても難しいものになってしまうので、まずは「ホプキンス」に代表されるメタルジグのデカいヤツと思って操作してみよう。
着底したら数回ハイリフト後、メタルジグのようにチョンチョンとショートリフト、それで簡単にデカいの釣れます。
ちなみに「メタルクロー」も「ソルティーソニック」も、使い方、全然同じなんですけどね笑。