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【数釣りで掛ける技術を身につける】初めの1尾、もう1尾へ繋がる、年間釣行300日以上のロコアングラー”幸田樹典”の「アジング基礎講座」

寄稿:幸田 樹典
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アジング特集

皆さん、こんにちは。幸田樹典(こうだしげのり)です。

朝晩も涼しくなりはじめ、秋の訪れを感じることができる季節になりました。様々なSWルアーゲームがハイシーズンを迎えるタイミングですが、その1つに含まれるのがアジング。まだまだ日中は暑いので、涼しい夜に楽しめるアジングは最高ですよ。記事をご覧の皆さんにもアジを沢山釣って楽しんでいただきたいので、今回は私が普段心掛けている、ポイントの選び方や操作方法など…初めの1尾、もう1尾へ繋がるノウハウをこの場でお届けできればと思います。ぜひ参考にしてみてください。

幸田 樹典(Shigenori Koda) プロフィール

紀東~紀南エリアをメインに、ロックフィッシュやメバル、チヌなどのSWターゲットをはじめ、ネイティブトラウトやナマズにバスなど...、様々な魚種と日々奮闘を続ける年間釣行300日以上のスーパーマルチアングラー。ニックネームは「シゲちゃん」。1983年3月生まれ。

アジング最盛期に突入!
数を釣って掛けの精度を高められる季節

久々のアジング、初めてのアジング。

とにかくアジを沢山釣りたい!って方は、今からの時期が一番ベストなタイミングと言えます。普段私が釣りをしているホームエリアの和歌山県の南紀エリアでは、丁度10cm~12cmほどのサイズが平均。豆アジと呼ばれるサイズも多く混じるこのタイミングは数釣りを楽しめますので、とにかくアジングに慣れることのできるタイミング。

つまり、アタリを取る練習になるのがこれからの季節。小さいアジほどバイトが多いけれど、中々乗らず掛けることが難しいと思います。ただ、この小さいアジのアタリや掛け方をマスターすることで、確実に自分自身がレベルアップすると私は思っています。アジのサイズが大きくなるとバイトも大きくなり、もっと簡単に掛けることが出来るので…。久しぶりにされる方、もしくは初めてされる方はこれからがベスト!

釣れる場所について

前途した数釣りと掛けの練習にピッタリな10cm~12cmほどのアジ。

具体的にどういった所に居るのか? ですが…難しいことを考えず、港内や堤防などにある常夜灯周りを重点的に狙ってみてください。ですので、ポイントの探し方に迷われた際は漁港、又は河口周辺の明かりが効いている所を中心に回れば、高確率でアジを釣ることに結びつくと思います。サイズが大きいアジとなれば灯りの明暗部、潮通しの良い港の先端、流れのあるエリア、漁礁回りなどなど…。エリア・地域によって色々パターンがありますが、比較的小さめのアジは着き場も似ていて常夜灯周りが一番目に見えて分かりやすいポイント。分かりやすいのは灯りだけでなく、投げる前に海を覗けばライズしていたり実際目視でもアジが群れていて確認できたり。そういう所を求め、普段からランガンしてポイントを開拓しています。それがアジングの楽しさでもあります。

潮位も重要

後は潮位も重要で、アジの場合は満潮からの下げ潮が一番良いと思いますが、タイミング的には満潮付近の時が良く釣れる印象。エリアによっても差はあると思いますが、その地域の特徴をシッカリ把握して、釣れるタイミングにサクッとエントリーして釣る。コレがアジングのコツであり醍醐味でもあります。ハマると最高の気分になりますよ。

リグ&誘い方について

アジングはジグ単と呼ばれるジグヘッドにワームをセットしたシンプルな組み合わせで楽しめる釣り。専用機種と呼ばれるアジングロッドに、スピニングリール(大体1000番くらい)、ジグヘッド、ワーム。これさえあれば楽しむことができます。ジグヘッドは基本的に1gをベースに、それより重たい1.5gもしくは2g、軽めの0.8gもしくは0.5gなど。種類が多ければ多いほど幅広い状況に対応できます。ショップに行けばアジング専用の物が沢山並んでいるので、そちらをお使いいただければ良いと思います。

誘い方について

アクション方法はアジが居ると予想した層まで沈めて、3回、4回ロッドを縦方向に軽く煽ってからステイ、止める時は2~3秒ほど。その繰り返しでいつも誘いを入れています。またキャストしてアジの居る層まで落とす時、自己流でも大丈夫ですので、カウントを入れて表層から徐々に狙う層を下げてあげると、釣った後も同じ誘いでアプローチができるのでオススメ。例えば1投目に着水後5秒カウントして誘い、アタリが無ければ2投目で10秒カウントして少し深い所を狙うといったイメージです。

最強!釣りたければ使うべきガルプ!シリーズ

色々述べましたが、肝心なのがワーム選び。

ショップに行ってもアジング専用ワームが溢れるように並んでいて正直メチャクチャ迷うと思います。そんな時の参考としてオススメしたいのが“ガルプ!シリーズ”。普段から「ガルプ!ソルトウォーター ベビーサーディン 2in」もしくは「ガルプ!ソルトウォーター サンドサーディーン 1.8in」を使用しています。

ガルプ!ソルトウォーター ベビーサーディン 2in

サイズ カラー 入数 メーカー希望本体価格(税抜)
2in 16色 18個入 800円

バークレイ公式「ガルプ!ソルトウォーター ベビーサーディン 2in」詳細ページはこちら

ガルプ!ソルトウォーター サンドサーディーン 1.8in

サイズ カラー 入数 メーカー希望本体価格(税抜)
1.8in 10色 16個入 800円

バークレイ公式「ガルプ!ソルトウォーター サンドサーディーン 1.8in」詳細ページはこちら

釣りたければ使うべし!ボウズ逃れ最強ワーム

初心者でも簡単に釣ることができ、未だに使って毎回実感します、汁系ワーム最強…。やはり魚には匂いがカナリ有効で、散々誘い方を説明はしましたが、投げて巻くだけでも釣れることが多いです。これから始められる方、とにかくアジを釣りたい! なんて方はぜひ使っていただきたいワームになっています。因みに主な使い分けですが、小魚をメインに捕食している”ベイトフィッシュパターン”では「ガルプ!ソルトウォーター ベビーサーディン 2in」。虫やプランクトンを捕食している”プランクトーンパターン”では「ガルプ!ソルトウォーター サンドサーディーン 1.8in」という使い分けで普段アジを狙っています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

タックルセッティング

少し述べましたがタックルに関しては、アジングロッドと呼ばれる専用ロッドをご用意していただく必要があります。長さは今回紹介しているジグ単の釣りであれば、大体5ft台の物から6ft台の物までを用途やシチュエーションに応じて使い分けるイメージです。リールは1000~2000番クラスの物が良いでしょう。ラインに関してはPEラインやエステルラインなどもオススメですが、初めての方やアジングに慣れていない方であればフロロカーボンラインの0.3号がオススメ。細いのでしなやかさも保ち、風などの影響も受けにくく、何せリーダーを結ばなくても良い点がメリットです。私が普段使用しているタックルセッティングに関しては以下の記事で紹介しています、ご参考に。

【港内/常夜灯攻めに最適】年間釣行300日以上のロコアングラー“幸田樹典”が溺愛!「最新アジングタックルセッティング」を大公開!

 

如何でしたか?

普段心掛けている、初めの1尾、もう1尾へ繋がるアドバイスは参考になりましたか? 今は数釣りを楽しめるサイズが多いですが、これから冬に向かうにつれてサイズも伸び始めますので、ぜひ今回紹介させていただいた内容を参考に練習していただき、大小含めて沢山のアジを釣って楽しんでみてくださいね!

ピュア・フィッシング・ジャパン( PureFishing Japan )

アブ・ガルシア、バークレイをはじめ、ペン、サベージギア、プラノ、ハーディなど世界的に有名な各ルアーブランドの企画・製造・販売を行っている総合ルアーメーカー。取扱っているアイテムはリール、ロッド、ルアー、アパレルほか多岐に渡る。