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【MADNESS/マドネス】シリコンルアー・銀粉カラーを輩出してシーバス業界に革命を、職業シーバス釣り師“小沼正弥”が語るその凄さ。

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職業シーバス釣り師“小沼 正弥”さんのYouTubeチャンネル「シーバス塾」。

記者自身、定期的にチェックしているYouTubeチャンネルの1つであり、シーバスゲームに関する内容を中心とした動画が350本以上配信されています。そんな数多くある中で、記者個人的にチェックしていただきたい動画を今回はこの場で紹介!

小沼 正弥(Masaya Onuma) プロフィール

独自のシーバス道を極めるべく、全国各地を釣り歩く「職業シーバス釣り師」。釣具メーカー「ピックアップ」代表。「エバーグリーン、ダイワ、マドネス、シーガー、がまかつ、ヒフミクリエイティング、ピュアフィッシングジャパン、FUJIWARA、ハピソン」プロスタッフ。1969年7月3日生まれ、東京都世田谷区出身の渋谷区育ち。

シリコン・銀粉ルアーの生みの親【マドネス】シーバス業界に革命を!オヌマンのシーバス塾

出典:YouTubeチャンネル「シーバス塾」

その動画がこちら!

こちらの動画は“小沼 正弥”さんがルアーメーカー「MADNESS」について詳しく紹介している内容! “どんな会社?”、“マドネスの凄さ”、“おすすめルアー”といった3つのテーマを軸に、メーカーとの出会いなどについてもガッツリ解説。普段からMADNESSルアーを愛用されている方にも、改めてメーカーのことを詳しく知っていただきたいという想いで、今回こちらの動画を紹介させていたただくことにしました! では、本記事でも動画内容に沿う形で、MADNESSについて色々お伝えしていきたいと思います!

MADNESS

2002年設立。京都に自社工場を持つルアーメーカー。ソルトウォーターフィッシングからバスフィッシングまで、息の長い特徴的で個性的なアイテムを多く手掛け、シリコン素材を使った製品づくりを得意としている。

どんな会社?

MADNESS」はバス・シーバスルアーをはじめ、ライトゲームやトラウトなど。幅広いルアーを取り揃えているルアーメーカーでありますが、元々はウェットティッシュの容器や、集魚材などの製造&開発をされていたそう。“小沼 正弥”さんとの出会いは約20年前のフィッシングショーの際。シリコン製の製品作りを得意としていることを“小沼 正弥”さんが知ったことをキッカケに、ワームでシーバスが良く釣れることが当時認知されていたので、“シリコンでルアーを作ってみませんか?”と、“小沼 正弥”さんが依頼し、現在ラインナップされている“シリテンバイブ”や“バクリースピン”など、様々な名作ルアーが世に送り出されることになりました。

シリテンバイブ

出典:MADNESS公式「シリテンバイブ73」詳細ページ

バクリースピン

MADNESSの凄さ

“小沼 正弥”さん曰く、シリコンルアーを導入した先駆けだとおっしゃっており、独自の柔らかいボディやブレードから放たれる柔らかい波動、シリコン素材だからこそ効果を発揮する銀粉カラーの採用など。多くのシーバスをはじめとする、フィッシュイーターから凄まじい反応を得られるルアーを数多く手掛けているトコロがMADNESSの凄さだと、“小沼 正弥”さんは動画内でおっしゃっています。

多くの壁があった

シリコン素材をボディに採用。

言葉だけだと簡単そうに思えるかもしれませんが、決して単純なことではなく製作&開発にあたって沢山の壁が…。シリコンルアー第一弾として“シリテン”の開発が進められたそうですが、スレに強い分、アピールは控え目。気付かれにくいという弱点に直面。

出典:MADNESS公式「シリテン100」詳細ページ

当時はまだグローやケイムラなどという光るルアーも存在せず、白いマット系の物が目立つルアーとして認知されていて、ドピーカンのクリア時だと集魚効果が弱い。“どうにか光るシリコンルアーを作ってくれませんか?”と“小沼 正弥”さんが依頼し、辿り着いたのが今やド定番の銀粉カラー。

銀粉カラーの凄さについて

このカラーの凄さはピカピカ具合…。正にカタクチイワシだと動画内でもおっしゃっていて、こちらのカラーと出会ってからはデイゲームのタフな状況で効果を発揮する。メッキでも充分釣れるが、スレやすくバイトが長続きしないこともしばしば。ただ、銀粉カラーはシリコン+銀粉という効果でスレに強く、鳥がルアーに襲ってきたこともあるというエピソードも。さらに、カタクチイワシの群れが付いてくるなど。まるでルアーが生きているかのような現象に“小沼 正弥”さん自身何度も直面。銀粉にも色々種類があって、当然良い物もあれば反応がイマイチな物も。数ある中で「MADNESS」が採用したのは何と! 地元である京都の高級着物に使われている同じ銀粉。他県では買えないという特殊な銀粉であり、“小沼 正弥”さんも輝きが全然違うと動画内でコメント。特殊な銀粉の採用を実現できたことで、これまでお手上げだったシラスパターンでも、ルアー1つがシラスの塊を演出してくれるからか?攻略可能に。冬場のシーバスゲームなどでも、効果を発揮するという。正に革命的カラー。

結果、シリコンによる独自の柔らかい波動と、カタクチイワシやマイクロベイトを再現してくれる銀粉カラーを採用したルアーが数多くラインナップされているトコロが「MADNESS」の凄さ。他にもバスフィッシングで言えばご存知の方が大半、サタン島田さんプロデュースのジャイアントベイト“バラムシリーズ”。こちらもテールにシリコンが採用されていて、オリジナルモデルの開発に掛かった期間は約5年。納得のできる物ができるまで世に出さない。物作りに対する熱意もMADNESSならではの魅力です。

“小沼 正弥”さんオススメルアー

最後、「MADNESS」の中でも特に“小沼 正弥”さんのオススメルアーを紹介!

バクリースピン6

誰でも簡単に釣れる。

シリーズ最小「バクリースピン6」。ワームに食ってこないシーバスでも口を使わすことができ、難易度の高い“デイゲーム”や“ハクボイル”なども攻略可能。

MADNESS公式「バクリースピン6」詳細ページはこちら

【切り札的存在】コンパクト形状とシリコン製ブレードのナチュラル波動でシーバスを攻略!MADNESS「バクリースピン6」

シリテンバイブ53

通算1000尾以上の釣果。

これまで最も多くのシーバスを釣り上げてきたという「シリテンバイブ53」。動画ロケでは50尾以上ヒットさせたというエピソードも秘めるモデルで、“あと1尾釣っておきたい”というような渋い状況で効果を発揮するモデル。

MADNESS公式「シリテンバイブ53」詳細ページはこちら

釣り上げたシーバスの数1000尾以上、”小沼正弥”が隠し持つ「渋い」時の隠し玉

オススメルアーとして大きく紹介されていたのがこの2モデル。他にもオススメルアーを動画内で紹介されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね! 以上、動画内容に沿う形で今回は「MADNESS」についての内容を紹介させていただきました!

本編を是非チェック!

出典:YouTubeチャンネル「シーバス塾」