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釣り上げたシーバスの数1000尾以上、”小沼正弥”が隠し持つ「渋い」時の隠し玉

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職業シーバス釣り師。

お馴染み“小沼 正弥”さんのYouTubeチャンネルと言えば「シーバス塾」。ファンの方ならチャンネル登録をして定期的にチェックされているのではないでしょうか? さて、先日そんなYouTubeチャンネル「シーバス塾」を見ていて気になる動画を発見!

【シリテンバイブ】通算1000匹以上の釣果を叩き出すバイブレーション!オヌマンが選ぶ名作ルアー!オヌマンのシーバス塾

出典:YouTubeチャンネル「シーバス塾」

小沼 正弥(Masaya Onuma) プロフィール

独自のシーバス道を極めるべく、全国各地を釣り歩く「職業釣り師」。釣具メーカー「ピックアップ」代表。「エバーグリーン、ダイワ、マドネス、シーガー、がまかつ、ヒフミクリエイティング、ピュアフィッシングジャパン、FUJIWARA、ハピソン」プロスタッフ。1969年7月3日生まれ、東京都世田谷区出身の渋谷区育ち。

はい! それがこちらの動画です。公開されてから月日は経っていますが、タイトルが気になったのでついつい。その概要は通算1000尾以上の釣果を叩き出してきたMADNESSの名作ルアー「シリテンバイブ」について詳しく紹介された内容! ルアーとの出会いや過去の釣行エピソード、シリコン素材によるメリット、使い方などなど。色々詳しく紹介されていますよ! さて! ぜひこちらの動画もご覧いただきたいのですが、今回紹介するのは「シリテンバイブ」の中でも比較的出番が多いとされ、なおかつ渋い状況下で小沼正弥さんが溺愛しているサイズ、最近ショップでもチラホラ入荷されつつある「シリテンバイブ43」と「シリテンバイブ53」! 動画内で紹介されている内容に沿う形でモデル全体の特長と、各モデルの魅力を紹介したいと思います!

シリテンバイブについて

まずはシリーズ全体的な内容を紹介。

シリテンバイブとは「MADNESS」のシーバス用バイブレーションであり、ボディ全体にシリコンボディが採用されているのが特長!

6サイズ揃う

ラインナップとしてはオリジナルモデルの「シリテンバイブ73」をはじめ、「シリテンバイブ33」、「シリテンバイブ43」、「シリテンバイブ53」、「シリテンバイブ80」、「シリテンバイブ93」の6サイズが展開。それと「シリテンバイブ53」のみタングステンモデルが揃い、現在は計7種類がラインナップされています。

サイレント仕様/シリコンボディのメリットとは?

最大の特長は“シリコンボディ”だと前途しましたが、実際どういったメリットを秘めているのか? 解説していきたいと思います!

そもそも何故シリコン素材が採用されたのか?

そもそもシリコン素材が採用されたキッカケは、小沼正弥さんが大阪フィッシングショーの際に「MADNESS」がシリコン製の製品作りを得意としていることを知り、ワームがシーバスにカナリ効くということも当時認知されていたので、“シリコンでバイブレーションを作ったら柔らかいバイブレーションができるのでは?”という発想で「MADNESS」と共同開発を始めたことがキッカケ。では、実際シリコン素材にすることでどういったメリットを秘めているのか?

通常のプラグでは出せない波動と水押し、無音を実現

シリコンボディによる最大のメリット、通常のプラグで出すことのできない波動、水押し、そしてフックとボディが干渉する音すら出ない”無音”を実現している点。

その無音が追尾してきたシーバスが本物のエサだと認識してバイトに至らせる力を秘めているとのこと。つまり、無音という点が注目すべきポイント。柔らかいボディによって着水音もカナリ静か。小沼正弥さん曰く、水中映像を撮影している時にダイバーの方が着水音に気付かなかったというエピソードも。それだけシリコンボディがもたらす威力は凄まじく、何度もプラグで釣られたシーバスであったり、小沼正弥さんの経験談では、沖堤防でキャストしていて、シーバスが泳いでいるなと観察していたら、そのままシリテンバイブを追っかけていて、躊躇なしにバイトしたというような話も。

【柔軟×頑丈】ダイバーですら聞こえない着水音。ご存知ですか?シリコン製ルアーの“釣れる理由”

他のルアーが苦手な状況で活躍する

シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」はモチロン、他サイズにも言えることですが、使いドコロは“他のルアーが苦手とする状況”。具体的に説明するとクリアな場所や浅い場所などでカナリ効果的。ぜひ参考に。

使い方について

小沼正弥さんが推奨する使い方についても解説しておくと、“着水後、スグにタダ巻き”、“底を取ってからのタダ巻き”、“中層でのリフト&フォール”。また、“水面でのリフト&フォール”もカナリ有効だそう。4つの使用方法を軸に、状況に応じたアクションを使い分けているそうですよ。

シリテンバイブ53・43【MADNESS】

では! シリーズ全体的な特長をお分かりいただけたトコロで、各モデルの魅力を紹介していきたいと思います!

シリテンバイブ53

まずは「シリテンバイブ53」について。

こちらのサイズは小沼正弥さん自身最も溺愛しているモデル。動画ロケでは50尾以上ヒットさせたという実績のあるタイプであり、唯一4桁釣っているのも「シリテンバイブ53」だそう。比較的セレクティブな個体を狙うのに有効で、“あと1尾釣っておきたい”というような渋い状況で効果を発揮するサイズ。またサイズ感的にシーバスのみに限らずロックフィッシュやトラウトにも効果抜群とのこと。

スペック詳細
製品名 サイズ ウエイト フック 税込価格
シリテンバイブ53 53mm 8.5g カルティバ ST-46 #10 ¥1,837
シリテンバイブ43

そんな「シリテンバイブ53」で食わないようなタフなシチュエーションでは、サイズダウンして「シリテンバイブ43」を。5cmにも満たないようなベイトを捕食している状況、マイクロベイトパターンなどに試したいサイズ感ですよね! またこのサイズによって、アジ、メバル、カマス、メッキなどの小型回遊魚などにも有効。

製品名 サイズ ウエイト フック 税込価格
シリテンバイブ43 43mm 4.5g デコイ Y-F33#14 ¥1,540

両モデル共に“どうしても釣りたい時に重宝”するモデル! 激戦区などのハイプレッシャーフィールドや、夏や秋に比較的多いマイクロベイトパターンなど! まさにこれからの時期にも重宝しそうな2サイズ。もしショップなどで発見した際は手にとってみてお試しを!

MADNESS

2002年設立。京都に自社工場を持つルアーメーカー。ソルトウォーターフィッシングからバスフィッシングまで、息の長い特徴的で個性的なアイテムを多く手掛け、シリコン素材を使った製品づくりを得意としている。
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