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【もう一つのワカサギベイトストーリー】deps喜多野朋作に訊いた、誘い出しセットアップ釣法「ランニングマン」の話

寄稿:喜多野 朋作
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春のバス釣り特集

みなさま、こんにちは。河口湖をメインにガイドを行っている塾長こと喜多野朋作でございます。

さぁ、今年もやってきております!…毎年のお楽しみ「ワカサギパターン」が。

喜多野 朋作(KitanoTomosaku) プロフィール

喜楽塾TFSガイドサービス代表。河口湖を中心に西湖でもガイドを行っており、「塾長」の愛称で知られる。 そのガイド歴は悠に20年を超える凄腕。depsプロスタッフ。

今のワカサギパターン

2023年の河口湖の状況

2023年の今年は例年より水位が低い河口湖。川を遡上できないワカサギが、3月2週目の大潮辺りから砂や小石がある泥のかぶらない浅場に接岸。このまま5月ぐらいまでに産卵を終えるだろうと予測されます。

この時期のワカサギパターンとは

前回の記事のおさらいになりますが、重要なことなので改めて。

一口にワカサギパターンと言っても“どんな状態のワカサギを捕食しているか”がとりわけ重要です。当然ながら、元気に泳ぎ回っているワカサギと弱ったワカサギでは全くその動きは異なりますから。

で、この時期のワカサギパターンは後者のイメージ。冒頭で産卵のために浅場に接岸するとお伝えしましたが、産卵を終えるとワカサギは傷だらけになり漂う様に水面直下をふらふらしています。そんなワカサギを捕食しているバスを攻略するのが今の時期のワカサギパターンです。だからこそ、水平に浮いて漂える、水面直下をスローにi字に引ける、浮き上がった際にワカサギが出す水紋を演出できる…そう、「ワカサギベイト」が効果抜群。

※前回の記事より

プカプカと弱って浮いていたり漂ってるワカサギを見つけられれば、高確率で50アップが釣れるタイミングなのです。この爆発力はホントにすごい。でも今年は早いのか?ワカサギの絶対数が少ないのか?例年よりワカサギの弱った個体が少ない気がしております。

と、このままでは前回と同じ内容になりますので…今回は「続・WAKASAGI BAITストーリー」として、新たな一手を公開しようと思います。

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