近年、大きすぎないビッグベイトはバスフィッシングでひとつ重要なルアーになっていると感じます。

ビッグベイトという響きからすると何だかとても強い釣りなイメージがあるけれど、実は繊細な弱めな釣りだったり。

ラフィン170

さてそんな中でラグゼからラフィン170が登場。

出典：ラグゼ公式ラフィン170詳細ページ

移動距離を抑えた中でしっかり動く

170mm・45ｇのジョイントボディで、そのディテールにコダワリが見えるビッグベイト。

まず、リップが極小。そしてジョイント部が1か所のみ。

ルアーデザイナー赤松拓磨さんは「手前に動き過ぎない、移動距離を抑えた中で水中ドッグウォークなどをはじめ多彩なアクションを出せること」を狙ったという。

ラフィンはリップレスのような設計だけにボディ自体で水を受けて、アクションをしながら強く水を押す。

極小のリップはあるけれど、リップで動きを決めるわけではないのです。

そしてシングルジョイント。このくらいのサイズになるとシングルでのジョイントは珍しく感じるが、これがボディのヒネリを生み、前・後部で異なる水押しを発生し、非常に強いアピールになる。

シングルパーツのエイトカンが収まるリアボディーの切り口をあえてずらす事で、切り口の幅は広く保ったまま、ボディーとの干渉を強くする事でアクションを制御。

で、この時に肝となるのがリップレスみたいだけれど極小リップがある点。この極小リップはアングラーがアクションを掛けた時に、手前手前へとくるのを防いでくれます。

それが移動距離を抑えた水中ドッグウォークなど各アクションにつながる。

また、小さいながらもこのリップがあることで、首振りアクションが非常にスムーズに繰り出せる。着水後の最初のアクションから首振りなどへの移行によどみなし。

そしてシングルジョイント構造による動きのフレキシブルさで、ドッグウォーク、テーブルターン、あるいは少しメリハリを強くして動かしてボディのひねりでフラッシングを強くしてみるなど、アングラーが自在に変化を付けやすいのも特徴！

実はバスのサイズも問わずバイトを呼ぶというラフィン170。ひとつ忍ばせておいてはいかがでしょうか。

ラグゼ公式ラフィン170詳細ページはこちら 

がまかつ（がまかつ）

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。

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