ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】南湖ウイード有無エリアのパターン考察①

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

北山田は水深3㍍ラインでウイードが1㍍以上の高さになり、西岸もウイードは成長中

この夏はアクティバ、下物アウトサイド-六本柱、北山田の3大エリアとなるのは必至

最近、魚探の映像を見て感じるのは「ウイードが伸びてきた」ということ。北山田では水深3㍍ラインで1㍍以上の高さとなってきており、下物はエビモは水面直下、フサモも水面下1㍍ぐらいに生えている。カナダモにしてもアクティバなどの西岸は伸びてきており、このまま順調に伸びれば、夏のパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)のパターンはアクティバ、下物アウトサイドから六本柱周辺、北山田という3カ所が人気エリアとなるだろう。

ようやくウイードが伸びてきたが、まだ面積は狭い。近年の南湖は藻刈り後も真剣に向き合わないといけない時代に突入している

ただ、高さは伸びてきているのだが、面積はまだ狭い。六本柱から浜大津方面にかけては20㌢程度の高さのウイードがチラホラと生える程度であり、バスをストックしきれていない。西岸もアクティバの沖側からカネカ沖にかけて南北の帯状に生えているが、これも幅が狭い。
ウイードは成長してきているが、面積は抑えられて、さらに藻刈りが行われる。6月に入ってからは赤野井で藻刈りが実施され、赤野井は木ノ浜5号側から烏丸半島沖の全域に藻刈りが入ったことになる。そのため、赤野井のフラットウイードというのは凸凹になっており、キレイなウイードエリアとはいいがたい状態。だが、完璧に刈られているわけでもないので、場所によっては水面近くまで生えており、場所によってはボトムまでウイードがない所もある。

2 / 4
前へ 次へ