山岡計文さんといえば連想するキーワードとして「ホバスト」が浮かぶ。
堤治朗さんの「ふわふわリグ」に端を発し、ホバストとして昇華させた山岡さんはティムコのスーパーホバリングフィッシュを用いて、ホバーストローリングを令和の新テクとしてすっかり一般化させたといえます。
そんな山岡さんがプロデュースしたワームが、ティムコの「PDLホバリングバグECO」。
PDLホバリングバグECO
ホバスト用のワームではあるのですが、形状は魚じゃないんですよね。
これまでの「ホバスト」というワードから想像されるルアーは、ミノーライクというか、ようは魚っぽいモノを想像すると思います。
一方でこのホバリングバグは虫のようなエビのような…。すごく曖昧なかたちにも見えるのですが、小魚だけでなくエビもホバリングするし、虫としても使える非常に優れたアイテムなのです。
エビ系ホバストもでき、虫としても使える
ホバリングバグの特徴に中空構造が挙げられる。つまりは単体であれば浮く。
この中空構造がもたらすのは、よりサスペンドに近い状態で漂わせることが可能になる点。
そして2本のアームが水を噛み、手前に手前にとくる動きを抑制する。移動距離を抑えてじっくりと誘うことができるのです。
そして細かな手足となるパーツはとても繊細。わずかなシェイク、水流に機敏に反応しごく細かなアクションを出すことでバスを誘う。
また、前述したように単体では浮くことから、虫系としても活躍するのですが、実は〝沈む虫〟系が主流になっている今だからこそ、浮く虫というのが効果的なアプローチになることも多いそうです。
もちろんネイルシンカーで浮力調整をするだけで沈む虫としても活躍するわけで…かなり、長い期間、活躍の場が広がっているルアーなのです。
カラーラインナップ
サイズ | 入り数 | 価格 |
2in | 7 | 840 円(税込924円) |
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