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「ただのタイラバではない」遊漁船で生まれた“漁具ルアー”、やはりハマッている様子

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乗っ込み真鯛。

九州南部の方では既に始まってきているようで、SNSなどを見ていてもコンディションの良いマダイを沢山釣って楽しまれている方の投稿を拝見できたり…、春が深まるにつれて本州でも増々楽しくなってきそう…。また、丁度今の時期、一足先に春を意識しているマダイが動き始めているのか? サイズが出ているようで…、先日チェックした以下の動画では、冷え込む季節にも関わらず70cmのマダイをキャッチしているという。

で…、サムネイルにも写っている上記の動画で使われているのは、年間釣行300回超えの遊漁船「日登美丸」の船上ルアーブランド「ON THE BLUE」が展開する新作タイラバ“真鯛ロジック”。極寒期にはサイズが狙えて、九州の遊漁船発信のタイラバということもあり、丁度開幕中の乗っ込みマダイにもドンピシャ…、実際に釣れているそうです。冬の大型攻略にしろ乗っ込みマダイ攻略にしろ、これからの季節に活躍してくれる話題のタイラバということには違いなさそう。という訳で、今回はこちらを深掘り。

真鯛ロジック【ON THE BLUE】

タイラバの進化“ルアーに到達”。

釣船で産まれた“漁具ルアー”。

をキャッチコピーに、“底取り”、“誘い”、“掛け”というタイラバの必須条件を1つに凝縮させた釣り船生まれのタイラバ「真鯛ロジック」。まず製品特長の前に、文頭でもお話させていただいた、乗っ込みマダイにドンピシャで実際に釣れているという事実をご覧いただきたいと思います。因みにON THE BLUE代表の“錦野 憲彦”さんにお話を伺うと、九州では2023年2月に出荷された120g、150g、200gのヘビーウエイトモデルと“アマモグリーン”が好調だそう。遊漁船の船長がそう言うと説得力がスゴい…。

40g、60g、80g、100g、120g、150g、200gの全7ウエイト展開!

アマモグリーン

錦野 憲彦(Norihiko Nishikino) プロフィール

SLJ/タイラバをオールシーズン案内する遊漁船「鹿児島県錦江湾/日登美丸」の船長。日々のガイドで“もっと釣れる、もっと楽しい!ありそうで無かった物”を日々考え続け開発。船上開発メーカー"ON THE BLUE"を通し、アングラーと一緒に更なる楽しみを追求することをライフワークにしている。
釣具のポイント様による実釣会でもマダイが爆釣した模様!

 

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乗っ込みマダイで大炸裂中!

 

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さて、そんなヘビーウエイトモデルは、正に冬から春に向けての良型狙いに最適なウエイトにセッティングされており、ディープタイラバやドテラ流し。ベイトに着いたマダイを早巻きで誘えたり。春の浮いた大型を狙いやすいのも特長。ただでさえフォールスピードが速いように設計されているのに、この自重でよりスピーディー。イチ早くマダイの居る所へ到達してくれます。ヘビーウエイトモデル…、要チェック。

 

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最大のコダワリポイント「ヘッドに搭載されたヒレ」

真鯛ロジック」の魅力も復習していきますね。

誰もがお気づきだと思いますが、最大の特長は“ヒレ搭載型のヘッド”。コレが引き起こすメリットは様々。順番に解説していくと…。

リアルさの向上

ヘッドにヒレが搭載されていることによるメリットの1つ目、“リアルさの向上”。

ヒレジグ」や「グローエンペラー」などが大きな例ですが、ヒレを搭載することになった理由はON THE BLUE代表“錦野憲彦”さんが、日々フィールドを案内する中で、釣った魚の口から小イカやベイトフィッシュなどが吐き出される様子を何度も目撃してきたそう。モチロン、良く見る光景ではありますが、頻度が凄く多かったそうで、船上でこれだけベイトを吐き出すのであれば、普段沢山のベイトを捕食しているに違いない! と思われたことをキッカケに、”吐き出されるベイトに似せたルアーを作ったら釣れるのでは?”、”そもそも何故全ての魚族にはヒレが付いているのに、ジグやタイラバにはヒレが無いのか?”などの疑問が合わさり、製品の多くにヒレを搭載することに。

直進安定性!2種類のアクションを生む

視覚的要素以外にアクションも大きく関係します。

ヒレが搭載されていることで直進性に優れており、スローリトリーブでは直進安定性を実現。そして水受けの良いワイドな形状をしているため、リトリーブスピードを速めることで今度はウォブリングアクションを演出。マダイの反応を伺いながら2種のアクションを使い分けることで、釣果UPへ繋げます。因みにウォブリングアクションは、バスルアーのクランクベイトからインスパイアされているそう…。

 

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底どり明確、速落下を実現するヘッド形状

ヒレが搭載されている以外にも、ヘッドへのコダワリが。

それは、狙いのタナに素早く落とし込める形状に設計されている点。ヘッド下部にボリュームを持たせることで、そういったことを実現。

ネクタイ&アシストフックにも工夫が

ヘッド周辺が大きな特長ではありますが、標準装備のネクタイ&アシストフックにもタイラバアングラーが刺さるコダワリが満載に…。

三又ネクタイ

ネクタイには根元へのバイトを集中させるため、“三又ネクタイ”を採用。テールバイトを極力避け、アシストフックが装着されているど真ん中に食って来るよう、トライ&エラーを繰り返したコダワリ仕様。

シンプルイズベストながらも“地獄針仕様”で掛けると離さないフックセッティング

フック周辺はシンプルさを極めつつ、“地獄針仕様”の掛けるとバレにくいセッティングで、キャッチまでスムーズに導きます。1つだけ伸びたアシスト“追っかけ針”はショートバイトを逃さず、口周りの硬い部分や外側からも刺さり込み、独自設計“アウトサイダーフック”もキャッチ率向上に貢献。

 

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使い方

特長に関しては説明させていただいた通りで、ここからは使い方について解説していきます。着水後は底までフォール、スロー巻きでサイレントにボトム周辺を攻めたり、速巻きで中層アピールという2通りの使い方がオススメ。ネクタイを水に馴染ませてから、フォールさせることで姿勢が綺麗になりアタリも増幅するそうです。

参考タックル

タイラバ専用タックル:PE0.8〜1.2号、リーダー12-16Lb
(※
ドラグ設定1kg前後を目安に、フックセッティングが施されています。)

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