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待ち望んだ! テンリュウのシーバスロッド「SWAT(スワット)」にベイトモデルが登場予定

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妥協をしないロッドメーカーと妥協をしないテスター陣が、時にぶつかり合いながらも!?作り上げたらとってもイイ竿がデキた…というお話。

テンリュウの大人気シーバスロッドSWAT(スワット)に、ついにベイトモデルが追加となった。

出典:テンリュウ公式スワット詳細ページ

昨年にチラリと「ベイトも開発中です…」なんてことをアナウンスしたら、「まだかまだか」のユーザーさんからの合唱が…。

さぁ、いよいよスワットにベイトが追加! まずは速報ということで、駆け足でご紹介していきます。

SWAT・ベイトモデル 2023年初夏登場予定

2023年初夏の登場を予定しているスワットのベイトモデル2機種。

まずはどんなコンセプトなのか、下記動画もチェックしてみてください。

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

まずは追加となるベイト2機種。SW842B-ML/MとSW932B-ML/MHがある。

今回は無事閉幕した釣りフェスティバル2023で、スタッフ舟木雄一さんに聞いたこともまじえながら簡単にご紹介を。

SW842B-ML/M

まずはSW842B-ML/M。

機種名が意味するものから説明していくと…

・ティップからベリーにかけて:ML
・バット:M

これがML/Mが意味するところ。ベイエリア汎用ベイトモデルという位置づけだが、その抜群のキャスト精度をぜひ体感してほしいと舟木さん。

もうとにかくキャストアキュラシーなんだと、それが釣果に直結するんだと…。関わるテスター陣、関川誠さんと中野慶一さんのお2人には、それぞれにフィールドこそ違えど同様にピンスポットへのキャスト精度を求められたという。

何本ものプロトができては消え、完成したSW842B-ML/Mはとにかくブレが少なくズバッと入れたい所に入れられる仕様に。

また、驚くべきは使用ルアーの広さ。MAX表記で60gのルアーまで使えるのだが、実は、フィネス系のリールを使えば7g程度から扱えるそうだ。

プラグ全般からビッグミノーやS字といったところまで扱えるのは、めちゃくちゃ大きいと思いませんか? 個人的にはすごくうれしかったです(笑)。

MODEL TYPE 全長
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法
(cm)
ルアーウエイト
(g)
ライン
(lb)
PE
(号)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン /グラス
(%)
税別価格
SW842B-ML/M B 2.54[8’4″] 2 R 131 MAX60 MAX25 MAX2.5 300 1.7 129 96/4 ¥53,500
SW932B-ML/MH

SW932B-ML/MHは重鎮・久保田 剛之さんがフィールドテストを行い鍛え上げた機種。

842が港湾エリアをメインにしているのに対し、こちらの932は外洋系のフィールドにマッチする。遠投を求められるフィールドで活躍するモデルだ。

こちらも非常に対応ルアーの幅が広い。10g前後から70gまでフルキャストできちゃうヤツ!ちなみに久保田さん自身は7g程度のポッパーなんかまで使ってしまっているんだとか(笑)!

飛距離もほしい、けど状況によっては小さいプラグのピン撃ちもあるかも?など幅広い状況が想定される時、932の独擅場かも!

MODEL TYPE 全長
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法
(cm)
ルアーウエイト
(g)
ライン
(lb)
PE
(号)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン /グラス
(%)
税別価格
SW932B-ML/MH B 2.82[9’3″] 2 RF 145 MAX70 MAX30 MAX3.0 325 1.6 152 96/4 ¥57,000

また改めてご紹介しますが、まずはSWATの待望~~のベイトモデル、速報まで!

テンリュウ公式SWAT詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。