おなじみ藤原真一郎さんが手にしているのが…「寧音(ねね)」。藤原さんといえばメバリング?アジング?というイメージだと思うのですが、そうしたフィネスなライトSWゲームの流れを踏襲しながらも……ロックフィッシュロッドとして誕生したのが寧音。
ラグゼ寧音/nene
出典:ラグゼ公式
寧音が具体的に対象魚とするのは、キジハタ・アカハタ、そしてカサゴといったロックフィッシュ。特にキジハタ、アカハタという2種は生息域の拡大と個体数の増加が見られるフィールドも多くなっているそうだ。そして思いもよらぬ身近でお手軽なフィールドで楽しめることも…。
出典:ラグゼ公式
しかしながら、その事実は意外やまだ多くの人に知れ渡っていないこと、そしてもっと繊細なタックルとアプローチをすることで、さらに面白く釣果にもつながるんだとか。
そこでまるでアジングかのような…そんな繊細なタックルでそれらのロックフィッシュを狙うためのロッドとして寧音がある。
出典:ラグゼ公式
■特設サイトも要チェック
https://luxxe.jp/column/2023catalog/file15.html
独創的な発想!ベイトなのにトリガーレス
衝撃的だったのは、寧音がベイトロッドでありながらリールシートにトリガーがないこと。
トリガーレスなオリジナルのカーボンパイプリールシートは、藤原さんによればグリップの自由度が増すメリットがあるという。そして極薄のカーボンパイプは手感度も増し海中の情報がメチャクチャ分かりやすいという。
グリップは、細身のセパレートタイプで、宵姫シリーズでもお馴染みのEVAパーツを最小限に留めた仕様。とてもロックフィッシュロッドとは思えないデザインだ。
繊細さを追求し…
さらにロックフィッシュロッドというイメージからは想像できない繊細さをもたらすために、数々の工夫が…。
ガイドはオールシングルフットスパイラルガイドセッティングを採用(チタン・トルザイトリング/トップはチタン・SiC)。スパイラル化した理由は、ガイド数を余分につけなくてよいというか最適化できる、簡単にいうとガイド数を減らして軽量化につながる。もちろんアクション時のブレを抑え、より緻密な操作が可能にも。
ティップは繊細なソリッドを全機種に。食い込みを重視しながらもダルさを持たせない匠の技は、ラグゼ開発陣の得意とするところ。操作性・感度を両立させる仕様。
異次元のロックフィッシュ体感に…
機種は厳選の4機種。テクニカルモデルから大型対応モデルまで、ほしいところを押さえたラインナップ。いずれにしても共通項としては超繊細なロックフィッシュゲームを楽しむための相棒ということになる。
発売は2023年5月下旬を予定。
モデルNo. | 標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | パワー | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適正ライン(PE/号) | 先径(mm) | グリップ長(mm) |
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B64ML-solid | 193(6’4″) | 53,000 | 47 | 101.0 | ML | C99.9 G0.1 | 2 | 1~9 | 0.5~0.8 | 0.8 | 250 |
B74M-solid | 224(7’4″) | 53,500 | 57 | 116.0 | M | C99.9 G0.1 | 2 | 1.5~14 | 0.5~1.0 | 0.85 | 310 |
B79MH-solid | 236(7’9″) | 54,500 | 62 | 122.5 | MH | C99.9 G0.1 | 2 | 2.5~21 | 0.6~1.0 | 0.95 | 330 |
B70H-solid | 213.5(7’0″) | 54,500 | 58 | 111.0 | H | C99.9 G0.1 | 2 | 3.5~28 | 0.6~1.2 | 1 | 315 |
また改めて詳しくご紹介します!まずは速報まで!
ラグゼ公式「寧音」詳細ページはこちら
GAMAKATSU(がまかつ)