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【関東近郊の青物ゲームをもっと楽しむ!】「ライトショアプラッギング」のススメ in 三浦半島

寄稿:田中 優志
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皆さんこんにちは、Mariaスタッフの田中優志です。

今回は、現在最も熱いシーズンを迎えている、三浦半島のイナダやワラサ等の青物を狙ったライトショアプラッギングについてご紹介いたします。

田中 優志(Tanaka Masashi) プロフィール

神奈川県在住のMaria STAFF。父に連れられ3歳より釣りをはじめ、小学生のときにシーバスゲームに出会ったことでルアーフィッシングにハマる。 現在はホームフィールドである三浦半島を中心に、様々なフィールドに足を運び四季のソルトウォータールアーゲームを楽しんでいる。

三浦半島の青物ゲームについて

三浦半島の青物ゲームのシーズンは例年6月上旬から釣果が出始め、11月の下旬までとロングラン。その中で最も釣果が出やすいオススメなシーズンが、9月から10月にかけての秋シーズンです。

様々な魚種が狙えるタイミング

主にブリの若魚のイナダ(40~50㎝)がメインとなり、時折良型サイズのワラサ(60~70㎝)が混じります。また、シーズンによってはシーバスやサワラ、ショゴ(カンパチの若魚)、シイラ等…ゲストも沢山。どれも釣って楽しく食べても美味しい、お土産にもなってくれる二度嬉しいターゲットですね。

ライトショアプラッギングとは?

「ライトショアプラッギング」とは、ショア(岸)から扱いやすいライトタックルでプラグを使用して、青物等を狙う釣りのこと。

ショアからの青物ゲームといえば「ライトショアジギング」が一般的ですが、ジグだけでなく、プラグも使用することで釣りの幅が広がりますよ。

タックル

M~MHクラスのシーバスタックル、またはライトショアジギングタックルが最適です。(キャストウエイトMAXを目安にすると30~50gくらい) どちらかのタックルがあればそのまま手持ちのタックルを流用して始めることができます。

ライトショアプラッギングの特長

①トップウォーターゲームが楽しめる

一番オススメしたい特長です。トップウォーターならではのアピール要素があったり、根がかりの可能性が無いこと等メリットは沢山ですが、何より「水面を割って魚がバイトする瞬間」は一度見て体験したらハマること間違いなし。

②大きなシルエットでハイアピール

ライトショアプラッギングに限らず、まずはターゲットにルアーの存在に気づいてもらうことが大切。フィールドとなる海は広く、魚の時合はあっという間であることも多いです。アピール力が高いプラグは活性の高い魚に効率良くアプローチでき、釣果につながることが多いです。

③ジグよりもゆっくり・じっくり誘える!

ジグは飛距離が出やすい反面、沈むのが速く素早いアクションが中心です。プラグの場合はジグよりゆっくりとしたアクションが可能であるため、潮目や魚がボイルした狙いのスポットをじっくりと誘うことができます。

使用ルアー

魚の活性が高いマヅメ時はトップウォータープラグのポップクイーンF105ラピードF130、 日が高くなり水面への反応が薄くなったら、水面下を巻けるフラペンブルーランナーS85などがオススメです。

ポイントの選び方

ここまでは三浦の青物ゲームについてと、ライトショアプラッギングの特長についてお話しましたが、ここからは少し実践的なお話。青物を狙う時のオススメポイントをご紹介したいと思います。

岬の先端

まずは「岬の先端」。名前の通り沖に向かって張り出している釣り座で、このポイントの魅力は何と言っても“潮通しの良さ”にあります。潮通しが良いことで青物のエサとなるベイトフィッシュが豊富、それについた青物の回遊のチャンスも多いポイントです。

沖の瀬が見える場所

自分の釣り座から正面に沖の瀬もしくは離れ小島が見える場合、その目の前は水道のようになるため潮の流れがよく効きます。つまり、こちらも潮通しが良い釣り座。意外と見落としがちな好ポイントです。

ワンドの入り口

ワンドとは海岸線が入り江のように深くえぐれている地形のこと。青物は潮流に乗って回遊しますが、いざ捕食の際はワンドのように追い込みやすい地形にベイトフィッシュを追い込む習性があります。ワンドの入り口は活性の高い魚とのコンタクトが多いポイントです。

最後に

さて今回は「ライトショアプラッギング」について紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?取り上げた三浦半島だけでなく身近に磯、堤防、サーフ等ありましたらチャレンジできる釣りですので、皆さんもチャレンジしてみてください。

また、磯の場合はライフベスト、スパイクシューズ等の磯用シューズを着用して、安全に十分注意して釣りを楽しみましょう。