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【これで完璧!】秋ヒラメの狙い方とおすすめルアー

連載:ジャッカルソルト
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皆さんこんにちは。宮城県でフラットフィッシュをメインに活動しています、伊賀拓実です!

伊賀 拓実(Takumi iga) プロフィール

仙台サーフをメインに活躍中の若手アングラー。ルアーを遥か彼方に飛ばすキャスティング技術と元釣具店員の知識を武器に、日々フラットフィッシュ攻略の腕を磨き続けている。また、YouTube「サーフのいがっちゃんch」でも随時動画を配信中。

秋も深まり、朝夕はゆっくり冷え込むようになって参りました。服装も防寒着を着ても良い程の気温になり、人間からしたら少し寒いかもしれませんが、徐々にヒラメの適水温に変わりつつあります。6月〜9月後半までは、マゴチシーズンでしたが、これからの季節は「」のシーズン。しかも良型のヒラメを狙える時期でもあります。

なので今回は、「秋ヒラメの狙い方とおすすめルアー」について解説して行きたいと思います。

マゴチとヒラメの狙い方の違い

マゴチ

マゴチが主に捕食しているベイトはキス、ハゼ、エビ、カニのような砂地を好む物を捕食します。狙うレンジはマゴチの射程範囲内である、ボトム付近をジグやワームで狙った方が釣れやすいです。

アクション方法は、ストップ&ゴーやリフト&フォールなどルアーが動きすぎないアクションの方がバイトして来やすいです。

ヒラメ

ヒラメの性格はマゴチと正反対で、とでも肉食な魚(フィッシュイーター)です。主に捕食するベイトは大好物のイワシをはじめ、アジ、キス、ハゼ、コノシロ、甲殻類など8割以上が小魚になって来ます。

それに伴い、狙うレンジも中層寄りになります。正確に言うと、ボトムから30cm〜50cm付近です。ヒラメの目の前を動くベイトに対して、瞬発的にバイトして来るのでマゴチの様にボトム中心に狙ってはいけません。ボトムから少し上をストップ&ゴーで狙うことをおすすめします。

おすすめルアー

①ビッグバッカー ワグシャッド【ジャッカル】

Name Length Weight Type Price(税込)
BIG BACKER WAGSHAD 15g 90mm 15g Sinking ¥1,276
BIG BACKER WAGSHAD 22g 90mm 22g Sinking ¥1,276
BIG BACKER WAGSHAD 28g 90mm 28g Sinking ¥1,276

ジャッカル公式「ビッグバッカー ワグシャッド」の詳細ページはコチラ

ヒラメを狙うなら絶対に外せないルアーが「ビッグバッカー ワグシャッド」。秋のメインベイトはコノシロです。しかも100mm〜150mmのコノシロが多く、90mmの「ビッグバッカー ワグシャッド」がとてもマッチザベイトになって来ます。

多くの方は、120mmや140mmの様なサイズ感のあるルアーを選びがちですが、私は逆にワンサイズ落とした「ビッグバッカー ワグシャッド」で狙います。なぜなら、ヒラメの捕食の仕方にヒントがあるからです。

ヒラメは捕食する際ベイトを丸呑みするので、ルアーサイズが大きくなってしまうと、どうしても魚口の中に入りきらず、ショートバイトしてしまう事が多々あります。90mmの「ビッグバッカー ワグシャッド」だと、ソゲサイズのヒラメでも丸呑みバイトして来るので、そういった観点から「ビッグバッカー ワグシャッド」を多様しています。

2アイ設定の使い分け

ファーストアイ

浮き上がり重視になっているため、主にサーフで使用する事が多くなって来ます。サーフだとルアーが手元に戻って来るにつれ、どうしてもボトムノックしてしまいますがファーストアイにすることによってそういった事を軽減してくれます。また、プレッシャーを与えずルアーをトレースしてこれるので、Theフラットフィッシュ攻略モードと言っても過言ではありません。

セカンドアイ

レンジキープ重視になっているため、足場の高い釣り場で主に使用します。漁港や堤防、テトラなどは足場が高く一定のレンジを引いて来る事が難しくなってくるので、そういった時にセカンドアイでアプローチします。

また、フラットフィッシュ以外にも、シーバスや青物も釣ることか可能です。ナブラが発生したタイミングに使ってみるのもアリかと思います。

②ビッグバッカーフォールトリック 84 / 103【ジャッカル】

Name Length weight type Hook Size Price(税込)
BIGBACKER FALLTRICK 84 84mm 27.7g Sinking #2 ¥1,650
BIGBACKER FALLTRICK 103 103mm 41.1g Sinking #2 ¥1,760

ジャッカル公式「 ビッグバッカーフォールトリック」の詳細ページはコチラ

「ビッグバッカー ワグシャッド」で狙えない範囲は、「ビッグバッカーフォールトリック」で狙います。ワームだとどうしても、風の抵抗を受けてしまうので、向かい風が吹いてる時はどうしてもやりにくくなってしまいます。そういった時に、スリムで風の抵抗を受けない「ビッグバッカーフォールトリック」を使用します。

ビッグバッカーフォールトリック」は、スローに巻いてもお尻をプリプリと振ってくれるので、1回のキャストで周りの魚を惹きつけてくれます。また、浮き上がりが良いルアーなのでカレントが効いているポイントだと、ハンドルを巻かなくてもゆらゆらと動いてくれるので、よりナチュラルにアピールすることが可能です。

サイズの使い分け

84mm

ルアーサイズが84mmと比較的コンパクトサイズで、ウエイトも27.7gと軽めのサイズとなっております。ルアー自体が重すぎず、浮き上がりが非常に良いので初心者の方や女性の方でも簡単に飛ばす事が出来ます。

1番の使い所は、ベイトフィッシュが居るタイミング。なぜなら、84mmというサイズ感が魚にとって相性がとても良いからです。サーフからの釣りで主なベイトはイワシやコノシロ、キス、ハゼといった小さいサイズのベイトフィッシュがメインとなって来ます。サイズ感が近いと魚も違和感なく口を使ってくれるので、肉眼でベイトフィッシュを確認できた時や、ナブラが発生した時などは84mmがおすすめです。

103mm

84mmと比べて少しサイズアップしたのがこの103mm。ルアーサイズが103mmでウエイトも41.4gあり、飛距離がプラス10m近く伸びるようになりました。

ベイトフィッシュが居たら84mmですが、103mmは全体をサーチするパイロットルアーだと思います。飛距離が出る分、沖の瀬やブレイクを狙う事が可能ですし、スローに巻いてもボトムに当たりすぎないのでプレッシャーをかけずにサーチ出来ます。また、ルアーのお尻を左右に大きく振ってくれるので、アピール力にとても優れています。

以上が私の「秋ヒラメの狙い方とおすすめルアー」についての解説でした。

これからは、自己新サイズのヒラメを狙えるシーズンになってくるので、是非「ビッグバッカー ワグシャッド」と「ビッグバッカーフォールトリック」で狙ってみてください!

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