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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】動きが早い今年のGWの狙い方①

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水温や水質は2週早く推移しているが、ウイードの成長だけ遅れている。量は一昨年比の5%程度

こうしてすべての動きが2週間早く動いているのだが、1つだけ遅れているモノがある。それはウイードの成長だ。
今年はウイードが本当に少ない。昨年も少なかったが、昨年は対前年比50%という半減程度のモノであったが、今年は一昨年比の5%程度まで減少している。
まずヒドいのはディープホールから浜大津、北山田、六本柱南にかけての広範囲にかけてウイードが全滅してしまっていることだろう。部分的に残っていても枯れており、大半が海苔状の黒い珪藻類の繁茂に留まる。藻刈りしている船を見ていても、やはりウイードのない場所で藻はあがっておらず、珪藻類が北山田漁港に積みあげられている。
これは藻刈りを行った結果とはいい切れない。なぜならば、藻刈りをしている部分だけではなく、藻刈りをしなかったシャローも沖も同じようにウイードがなくなっているからだ。

藻刈りが実施される前に撮影したもの。藻刈りブイの位置でもほとんどウイードが見られない

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