秋が深まると共に盛り上がってきました、”ショアジギング”。
既に満喫中という方もいれば、その手軽さからチョットやってみようかな? なんて思われている方も多いのではないでしょうか? 竿とリールと糸さえ揃えてしまえば、後はルアーをセットして投げるのみ。それだけで大型青物を狙うことができます。さて! 今回はこれからショアジギングを始められる方をはじめ、日頃からショアジギングを楽しまれている方におさらいしていただくという意味も兼ねて、ジャッカルが手掛けるショアジギングの王道メタルバイブレーション「ビッグバッカー」の魅力をお伝えさせていただきたいと思います!
ビッグバッカー【ジャッカル】
信頼と実績、THE スタンダードバイブレーション。
という風に公式HPに記載されていますが、その通り。堤防に行けば1度は必ず目にすると言うても過言ではない王道メタルバイブレーション「ビッグバッカー」。2012年にオリジナルモデルが登場してから今年2022年で10周年を迎え、今や「ビッグバッカー107」、「ビッグバッカー 80」、「ビッグバッカー128」のオリジナルモデル3サイズに加え、ヘビーウエイトモデルの「 ビッグバッカー107H.W」にブリなどの大型狙いに特化した「ビッグバッカー 107 鰤カスタム」の計5タイプが、青物が捕食しているエサのサイズや、水深や潮流など、あらゆるフィールド状況に対応してくれます!
Name | Length | Weight | Type | Hook | Price |
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BIG BACKER 107 | 107mm | 27g | Sinking | #8 | ¥1,331 |
BIG BACKER 107H.W | 107mm | 35g | Sinking | #8 | ¥1,331 |
BIG BACKER 80 | 82mm | 25.5g | Sinking | #8 | ¥1,265 |
BIG BACKER 128 | 128mm | 44g | Sinking | #4 | ¥1,518 |
ジャッカル公式「ビッグバッカー」詳細ページはこちら
具体的なサイズの使い分けですが、青物が比較的捕食していることの多いカタクチイワシ等のサイズに寄せられた「ビッグバッカー107」をベースにシャロー攻めや、より捕食しているエサのサイズが小さいのであれば「ビッグバッカー80」。水深のある場所や飛距離が求められるシチュエーションでは「 ビッグバッカー107H.W」、コノシロやマイワシといった捕食しているベイトが大きい場合は「ビッグバッカー128」という使い分けをすることで、よりフィールド状況にマッチしたルアーセレクトが可能になり、釣果アップの確立を上げることができます。
タダ巻きで小魚をリアルに演出!ベイトライクなスリム&ロングボディ
ご覧になるとお分かりいただけると思いますが、比較的細身のベイトライクなスリム&ロングボディに設計されています。これによって視覚的に青物をバイトへと導きます。また、小魚に似ているのはシルエットだけに限らず、タダ巻きという超簡単操作でもイワシやキビナゴ、コノシロといった様々な小魚に似た実釣性能バツグンな動きを生み出してくれます。
具体的な動きに関してですが、ラインを結ぶ位置で大きく変わります。
前方のアイにセットするとタイトアクションを演出。浮き上がりにくいセッティングなので早巻きも得意とします。一方、後方にセットすると振り幅の広いアクションを演出し、浮き上がりも良いので浅いレンジやスローリトリーブでアプローチしたい時に有効です。
掛かりバツグン!3フックシステムを採用
「ビッグバッカー 80」を除く他サイズは3フックシステムが採用されており、ショートバイトに対してもシッカリ掛けることができ、フックアップした魚も、3本のフックが加重を分散し、バレを防いでくれる仕様に。
使い方&出しドコロについて
「ビッグバッカー」の特長について解説させていただいたトコロで、使い方や出しドコロについても解説します。つい先日、ショアジギングのロケを行った際に、出演いただいた大阪湾をメインフィールドに活躍している若手ショアジガー”金井 光輝”さんに色々教えていただきましたので、伺った内容に沿って解説していきますね。
金井 光輝(KOUKI KANAI) プロフィール
まず使い方に関してですが、主に狙いたい層をタダ巻きすることが基本になります。
例えば表層を通してきたい時は着水後に高速巻き。中層を重点的に狙いたい場合はカウントしてリトリーブ、底中心に狙いたい場合は着底後にリトリーブ。といった感じで、タダ巻きを軸に狙いたい層を引いてくる使い分けがオススメだとおっしゃられていました。リトリーブ速度は、日の昇りきったタイミングであれば超高速巻きで見切られない速度で引くことが重要とのこと、逆に日が昇り始めのマヅメ時は若干緩めのリトリーブ速度が有効だそうですよ。
出しドコロに関してですが、朝イチから釣りをするという前提で解説すると、薄暗い時間帯は「ビッグバッカー湾岸ミノー」などを使い、表層を広く探りつつ反応が無くなったタイミングや周囲が明るくなった時に「ビッグバッカー」を投入するとおっしゃられていました。
こちらもぜひ参考にしてみてくださいね!
カラーセレクトについても伺うと、主にアピール系とナチュラル系で使い分けるそう。アピール系は大阪湾などで比較的多い濁りのある状況、ナチュラル系は潮が澄んでいる時に使うとのこと。使用頻度の高いオススメカラーについては、アピール系として「超サゴシピンクスパーク」、ナチュラル系として「超リアルノマセイワシ」という使い分けが多いそうです。ぜひこちらも参考に。
新色にも必見!カラーラインナップについて
では最後にカラーについても解説していきます。
2022年はNEWカラーも発表され、対青物カラーである3色と、対シーバスカラーである3色の計6色のNEWカラーが登場! 特に対青物カラーは気になりますね。新色の登場によって現在「ビッグバッカー」の全カラーラインナップは24色! 新色を含め実績アリな既存カラーもぜひチェックしてみてくださいね。
以上! 今やショアジギングで王道的存在であるメタルバイブレーション「ビッグバッカー」を紹介しました。これから増々盛り上がってくるショアジギング! ぜひガンガン使い込んでみてくださいね。