【そろそろ祭りが始まるぞ～！】ゲーリー富村善之の懐刀「サンショウウオ」最前線 2022夏
夏の琵琶湖の狙い所
さて、夏本番の琵琶湖。狙う場所といえば「フレッシュな水」を頭に置いて選ぶのが良いですね。
常に水が入って来る河口や沖のボディーウォーター周辺など、とにかく水の動く所、水温が上がりすぎない所などにベイトが溜まります。北湖などにある本当に小さなインレットなども狙い目です。また、湖西などのインレットは小さくても無茶苦茶冷たいので魚が良く集まります。
雨などでインレットの水量が増えて、琵琶湖の水位が上がった時などはシャローに一気にベイト&バスが入る…なんて事もあるので、菱藻や縦ストラクチャー、垂直の壁、水門周りなんかも狙うようにしましょう。
サンショウウオの使い方について
これはどんなルアーにも共通して言える事なのですが…サンショウウオの使い方で最も大事な事は「ルアーの形を理解して、ルアー自身の得意な動きを出してやる事」です。
サンショウウオの場合は、なんと言っても扁平ボディーと縦のテールを上手く使う為に、フックバランスとシンカーのバランスを考えて使用することが重要です。
フックは3/0か4/0がオススメです。僕はハヤブサのD.A.Sの3/0を使用。
基本的にはノーシンカーで使うか、シンカーを入れる場合はネイルシンカーをそこの水深や風にあわせて変えていきます。1.8gをベースにボトムに着くのが遅いと感じたら重くしていく…そんなイメージでOKです。とはいえ、落ちる速度はあまり早く無い方が経験上良いかと思いますので、反応を見つつ調整してみてください。
サンショウウオの場合ほとんどがフォールで食ってきます。ただし、ファーストフォールの着底後は動かさず最低でも10秒はステイさせてください。
…釣り方としてはこれだけです。僕はこの釣り方で、60センチ以上のバスは少なく見積もっても50匹以上、50センチ以上のバスは数えるのが不可能なくらい釣っている実績があります。安心してご使用いただければ幸いです。
カラーセレクトについて
このサンショウウオは全５色がラインナップしています。
オススメカラーと言われると、これが難しいんです。クリアーウォーターでもギラギラカラーで釣れますし、逆にマッディーウォーターで地味カラーでも釣れます。
ワーム自体のアピール力が強いからだと思うのですが、正直ハッキリとは分かりません…笑 でも、その日その場所で1番反応の良いカラーは確実にあるので、カラーローテーションはやりましょう。釣れるバスの数やサイズに影響が出るのが分かるので、今後の為にもなりますよ。
最後に、サンショウウオはそのポイントにいる中のよりデカいサイズのバスを狙える不思議な力を持ったルアーです。是非ファーストキャストで試してみてください。期待通りのサイズのバスとアナタをの出会いをきっと作ってくれるでしょう！
