【アプローチ/ワーム/カラー】デイゲーム＆ナイトゲームのチニング攻略メソッドを公開！「石川仁希」式！巻き巻きフリーリグ攻め
チニングゲーム。
都市河川や港、サーフなどなど。身近なフィールドで手軽に楽しめることで、ここ近年再び流行りつつあるルアージャンルの1つ。ただ、手軽とはいえ奥も深く、エリアセレクトやリグセレクト、ルアーやカラーセレクトまで。拘らなければならない条件も色々。そんな時「釣りの上手い人は、どういう攻め方をしているのか？」と、思い浮かべることはありませんか？ そんな中、先日こちらの方とロケに行ってきました。
ジャッカル・ソルトスタッフ「石川仁希」のチニングメソッド
チニングをはじめアジングなど、比較的繊細な釣りを得意とする超若手ジャッカルソルトスタッフ「石川仁希」さんと先日、チニング実釣ロケに行ってきました。デイとナイトにかけてワーミングで実際に釣りをしている様子を横で拝見してきましたので、今回はその時の様子や、教えてもらった知識やテクニックなどを交えて、「石川仁希」さん式チニングメソッドを紹介していきたいと思います。
石川 仁希（HITOKI ISHIKAWA） プロフィール
使用リグは「フリーリグ」
まず、「石川仁希」さんがチニングで終始使用していたリグは「フリーリグ」。
フリーリグはそもそも、バスフィッシングで多用されているリグではありますが、ここ近年チニングでも主流に。とにかく状況を選ばず万能で、風や潮流に流されにくいというメリットや、何せ根掛かりが少ないのでストレスを軽減してくれて「とにかく釣れる」というトコロが人気の理由。
そもそもの使い方として、シンカーとワームをフリーにするため、ラインにシンカーだけを通したり、シンカーストッパーを離れた位置にセット、というのがフリーリグの基本セッティングとも言われていますが、チニンガーの多くはシンカーとフックを固定している方が多い印象。その理由は「チヌは浮いていることが少ないからフリーでなくても良い」、「バイトゾーンはボトムが大半」、「シンカーだけにバイトすることを防ぐ」、「シンカーとワームを一体化する」などなど…。色々な話を良く耳にします。
少し話がそれましたが、「石川仁希」さんもシンカーストッパーでフックとシンカーを固定するセッティングを使用していました。
ここから先は、こちらのフリーリグを使用したメソッドを紹介させていただきますが、その前にロケで使用していたタックルを紹介。
ロッド：BRS（BRS-S74L-LG）【ジャッカル】
リール：ツインパワーXD C3000HG【シマノ】
ライン：PEライン0.6号
リーダー：フロロカーボンライン12Lb
デイゲームでは早めのアプローチで広範囲をサーチ
では、まずはデイゲームの攻め方について。
「石川仁希」さんにデイゲームの攻め方について伺ったトコロ、スローなズル引きだとルアーの存在がバレてしまうので巻きを主体とした早めのアプローチで広範囲を手っ取り早く探ることが重要だとコメント。ただ、ボトムから浮かしてしまうと、チヌがバイトする場所を見失うので、ボトムでバイトさせるという目的で「底をシッカリ感じ取りながら巻く」ことが鉄則になります。飛距離を稼いで広く探りたいという理由で、シンカーのウエイトも7ｇという少し重めなセッティングに。
早めの巻きで探っていてボトムに少し変化が感じ取れるような場所は、チヌがエサを捕食しやすい場所でもあります。そういった所では少しスピードを緩めるアプローチが有効。速度を落としてバイトのチャンスを上げるという狙いです。
「石川仁希」さんにデイゲームで最も多用するワームを尋ねると、「チャンクロー2.8クロダイ」とコメント。手にボリュームがカナリあることで、とにかくアピール力に長けており、広範囲を探る際に活躍。巻くだけで手で水を大きくかき回してくれるので、遠くに居るチヌに気付いてもらいやすいというメリットがあります。因みに以下のカラーは2022年7月登場予定の「グリパンメロン」という新色。ナチュラル仕様のカラーで、デイゲームではとても効果的とのこと。
チャンクロー2.8クロダイ（グリパンメロン）
| Name | Length | Quanity | Price |
|---|---|---|---|
| CHUNKCRAW 2.8″ | 2.8inch | 6本入 | ¥533 |
ジャッカル公式「チャンクロー2.8クロダイ」詳細ページはこちら
また水がクリアな場合は「ウェーバーシュリンプ 2.8″ クロダイver」などのナチュラルな誘い方ができるワームを投入するとのこと。丁度ロケの際も水質がクリアだったため、ナチュラル要素で過度なアピールを避けて、チヌにワームを見せすぎないという狙いから「ウェーバーシュリンプ 2.8″ クロダイver」（グリパンメロン）を使用。
ウェーバーシュリンプ 2.8″ クロダイver（グリパンメロン）
| Name | Length | Quanity | Price |
|---|---|---|---|
| Waver Shrimp 2” クロダイver | 2.8inch | 6本入 | ¥533 |
ジャッカル公式「ウェーバーシュリンプ 2.8″ クロダイver」詳細ページはこちら
両ワーム共にサイズは2.8in。この大きさが大事で、大きいワームを使用することでチヌから見つけてもらいやすく、遠くからでもターゲットを引き寄せてバイトに結びつかせることができるそうですよ。
そんな大きいサイズのワームを使っていてアピール力が強すぎて食わない時、ワームをローテーションする前に、カラーを変更するのが「石川仁希」さん式！ 基本的なローテーションは、はじめのうちはソリッド系の濃いカラーを使いながら様子を見ていき、食わないようであれば前途した新色「グリパンメロン」のようなナチュラルカラーに変更、それでもダメな場合は「チャンクロー2.8クロダイ」から「ウェーバーシュリンプ 2.8″ クロダイver」に変更というような形で、まずはカラーを変えてみて、その後にワームをよりナチュラルなモノにするというローテーションが有効。また、クリアな時でもソリッド系カラーが効くこともあるそうなので、試してみる価値は充分にアリ。
ナイトゲームは少しスローなアプローチを
続いて、ナイトゲームの攻め方について。
誘い方に関してですが、主な操作方法はデイゲームと同様で巻きを主体とした釣りにはなりますが、スピードを若干落とし気味にして誘うというのがナイトゲームのアプローチ。ロケの際、日が暮れたタイミングで場所を移動し、ナイトゲームでは手前がハードボトムで少し遠くにキャストすると砂地といったエリア。飛距離を出す必要もなく、スローに攻めることができて過度なスタックを避けるため、ウエイトも3.5gに変更。
デイゲームと同様、「石川仁希」さんにナイトゲームでオススメなワームについて尋ねると昼間と同じ「チャンクロー2.8クロダイ」とコメント。ただ、異なるのは使用するカラー。ロケ当日は水質がクリアだったので、デイゲームでは比較的淡い色を中心に色をチョイスしていましたが、ナイトゲームではシルエットがハッキリと出るカラーを使用。その時に使っていたのが、「チャンクロー2.8クロダイ」（アカハラデビル）。
チャンクロー2.8クロダイ（アカハラデビル）
ジャッカル公式「チャンクロー2.8クロダイ」詳細ページはこちら
ナイトゲームはデイゲームと違い、シルエットがハッキリと出るワームを使用してチヌにワームを見せつけて、ジックリ誘う釣り方が有効になります。日中のように警戒心がそこまで高くないので、カラーもほとんど固定で、もし食わないのであればワームサイズを落としてあげるというローテーションが有効になってくるそうです。
今回ロケで使われていた「アカハラデビル」は2022年7月登場予定のNEWカラー。ソリッドのブラックとソリッドのレッドを融合させたツートン仕様。さらに、赤ラメも配合されていてアピール力も激増し。とにかくシルエットがハッキリと出せるので、ナイトや濁りの中で確実なアピールができるようになっています。
最後、デイゲームとナイトゲームの違いを簡潔にまとめると、デイゲームはテンポ良くスピーディーに周囲をサーチして、比較的大きいワームから使い始め、食いの状況や水質に応じてナチュラルなワームやカラーへ「強→弱」に調整。一方、ナイトゲームはデイゲームよりもリトリーブ速度を低速にし、大きいワームから使い始め、食いの状況や水質に応じて基本的にはカラーは固定で、ワームサイズを「大→小」に。
今回紹介したデイゲームとナイトゲームの釣り方を参考にしていただき、ぜひ日々の釣りに役立ててみてくださいね。
デイゲームとナイトゲームの釣り分けも解説！ 実釣動画もぜひチェック
YouTubeチャンネル「LureNews.TV」でも実釣動画が公開中！ ぜひ、こちらもチェックしてみてくださいね！ デイゲームとナイトゲームの釣り分けもシッカリ解説していますよ。
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