ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

今江克隆のルアーニュースクラブR「羽根、エビ、虫……アフター〜アフター回復バスを狙うコツは?」の巻 第1101回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
  • Twitter
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

さて現在、TOP50第2戦のプリプラで山口県の弥栄湖に滞在して3日目。

今回の弥栄湖戦は、実に3シーズンぶりにコロナ禍フリープラクティスルールから、2週間前オフリミット式の通常練習ルールに、久々に戻った。

そこで久々に練習初日から2日間は、自宅軟禁だったGW明けということもあり、ひとまず弥栄湖のバスに慣れるためにも自由に釣り込んでみることにした。

弥栄湖へ

GW明け、5月11日から弥栄湖に入ったのだが、比較的寒冷地にもかかわらず、今年のスポーニングは明らかに進行が早く短期集中型のようで、ネストは散見できるものの5年前同時期試合のプリプラに比べると、すでにスポーン終盤で、大型個体ほどすでにアフター回復状態になっていた。

ということで、まずはこの春、驚異的に釣っていて最も自信がある「レイジーハード」でのバックウォーター(以下:BW)付近にすでに産卵を終えてフィーディングに上がっているであろう超大型狙いでチェックに入った。

そして、流れ込み付近の大岩を中心に、一工夫イジった「レイジーハード」改で「ちょっと首振りジャーク」で流していくと、いきなりウェルカムフィッシュがモンドリバイト!

55cmを超える弥栄マグナムが出迎えてくれた。

昨年11月ぶりに訪れた弥栄湖。ウェルカムフィッシュは、いきなりの55cmUP弥栄マグナム

やはりフロリダ系の血を引く弥栄マグナムは、デカいルアーへの反応がラージの比ではない。

余談だが、この週末JB/NBC広島弥栄チャプター開幕戦が開催されていたが、イマカツ新スタッフの中本プロが「レイジーハード」でシングル入賞していた。

TOP50メンバー40名弱とチャプター選手でごった返す日曜日でも、30㎝近いジャイアントベイトがトーナメントで通用する時代になったんだなぁ……と、改めて実感することになった。

フィネスな羽根モノ「バゼル」がイイっ!

さて「レイジーハード」での釣りは、初日で55cmUPを仕留めたので一旦終了し、雨続きの初日、2日目はアフター回復を意識した水面のスローな釣りの練習を開始。

絶対定番は、何といってもTOP50弥栄湖最強実績の「アベンタ(クローラー)RS」だが、その先を見越して今回は「アベンタRS」のスーパーフィネス版「アベンタRSバゼル(以下:バゼル)」を徹底して練習した。

釣り方に関しては公開できないが、この「バゼル」、期待をはるかに超える強烈なトーナメント兵器になる予感がヒシヒシとする。

練習2日目は1日中無風のシトシト雨。弥栄湖はすでにヒレピン回復バスも。羽根モノ最強シーズン到来間近だ

「バゼル」は、羽根の成型設計に徹底した精密さと精巧さを求めたが、精密本金型が完成したことによって、プロトモデルが色あせ、霞んでしまうほどの完全体になった。

三原直之プロが一足先に某誌の関東の難関レイク取材を「バゼル」で成功させたという話は聞いていたが、弥栄湖でも期待以上の実力を発揮してくれた。

本金型が完成した「アベンタ(クローラー)RSバゼル」。素晴らしい羽根精度でプロトとは比にならないほど性能アップを果たした

「バゼル」の特徴

ただ、この「バゼル」は「アベンタフィネス」とコードネームがあったほど、使い方は使い手によって大きく変わってくる。

「アベンタRS」のスーパーデッドの極みではなく、それも技の一つで、極めて応用範囲が広く、「死にかけのワカサギ」にもなれば「虫」にもなるし、浮かしておくだけでも喰ってくる。

かと思えば、池原ダムでは「バズベイト」並みの高速巻きにフロリダ系バスが猛烈に反応してきて驚かされたこともある。

昨年7月、「バゼル(プロト)」の早巻きで仕留めた55cm。池原ダム・白川筋のほぼ真ん中をクルーズするデカバスが、激しく追いかけてきて迷いなく「バゼル」を襲った

「アベンタRS」がデッドスロー特化型の究極だとすれば、「バゼル」は極めてトリッキーで応用力の高さが武器になる新たな「羽根モノ」である。

自称・羽根モノプロデューサー今江克隆の新たな自信作「バゼル」。 細PEライン専用と思い込んでいたが、実はフロロカーボンライン4〜5lbで使うと、いろいろとさらによいことが判明……専用タックル不要でした

アフターといえば、エビ・虫パターン! 

1 / 2
次へ