【考案者が語る】去川直稔直伝!ジャッカル「ミュートボール」を使った春から梅雨の「デカメバル攻略」
皆さんこんにちは! 広島県の去川 直稔です!
お花見シーズンも終わり、デカメバルが狙える季節が近づいてきましたね。さて! 今回は私自身が多く携わらせていただいたルアーでもある、ジャッカル「ミュートボール」を使った、春から梅雨にかけてのデカメバル攻略について解説していきます!
ミュートボールの特長
まず本題に入る前に、「ミュートボール」の特長や強みを説明したいと思います!
ジャッカル公式「ミュートボールミノー38F/ミュートボールペンシル38F」詳細ページはこちら
「ミュートボール」はプラスチックを軟質素材で覆うように設計されているため、着水音が和らぎ、フックとボディの干渉音を抑えることができます。このことから、メバルを散らすことなく、地合いのタイミングでもスレを軽減させ、数釣りが可能となります。
上の画像でご覧になられたと思いますが、「ミュートボール」にはミノータイプとペンシルタイプの2タイプが揃っています。ベイトの種類や状況に合わせて使い分けることによって、あらゆる状況に対応可能。
プラスチックと軟質素材。
この2層構造にすることで、プランクトン系のカラーはさらに立体的に。フィッシュ系カラーは、シルエットを小さく見せることができます。そういったことで、プレッシャーのかかったメバルにも口を使わせることが可能に。
ミュートボールを駆使したデカメバル攻略法
では、本題に移り「ミュートボール」を使ったデカメバルを攻略する方法を解説していきたいと思います! 基本的にデカメバルを釣るには、それなりに大型にターゲットを絞った釣り方をしないと釣れないと思っていて、タックルや場所、タイミング、ルアー、アプローチなどがありますが、今回はタックル、場所、ルアーについて解説していきたいと思います!
僕が使用しているプラッギングタックルは、「BRS」(BRS-S68UL+LG)に、スピニングリール2000番台、PEライン0.3号にフロロリーダー5Lbになります。
デカメバルには、リールやラインの強度が不安に感じると思いますが、基本的に表層付近で掛けるので慎重すぎるやり取りをしない限り、根に潜られたり、海藻に巻かれたりすることは少ないです。強度より飛距離をかせぐことが大切なため、ゴロタ場や小磯などではこのタックルを使用しています。
経験上ですが、尺メバルが釣れるポイントで20cm未満のメバルが釣れることは少ないです。そのため、小メバルが釣れるポイントは選択肢から外しています。今までデカメバルが釣れたポイントの共通点としては、
・光量が少ない
・底の起伏が激しい、シャローエリア
・岬(潮通しの良い場所)
・人的プレッシャーが少ない
などがあります。他にも水深のある波止やベイトの回遊が多くあるポイントなどでも、デカメバルは釣れますが上記の4つをデカメバルを狙う際にポイント選びの基準にしています。
デカメバルを狙う上で、プラグに求めることは飛距離と、暗所でもアピールができて、水面直下を狙えるということが重要になります。
「ミュートボール」は上の条件を兼ね備えています。メバルは大型になると魚や甲殻類などをより好んで捕食しています。プランクトンでもより大きな物を選んで捕食しています(大型のワレカラ、ヨコエビ等)。
そのため、基本的な使い方としてはミノータイプなら、遠投して障害物の上やヨレをスローリトリーブ。ストップアンドゴーも有効です。ペンシルタイプなら、同じ変化のあるポイントをドリフトやトゥイッチからのステイが有効になります。
カラーとしてはアピール力のある「チャートグロークラッシュ」、アミパターンでの「クリアーシルバーラメ」、ワレカラに偏食している際は「はぐれワレカラ」などの出番が多くなります。
デカメバルポイントは足場が悪く暗い場所が多いため、安全第一で釣りをしましょう!
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