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ノンストップジャーク完全対応!人気のシマノ「フルスロットル」に待望の190mmモデル登場/「フルスロットル 190F ジェットブースト」

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シマノより2022年、新製品としてオフショアキャスティング用ルアー「フルスロットル 190F ジェットブースト」が登場!

フルスロットルといえば、これまで240Fのサイズが展開されてきましたが、そこに待望のサイズダウンモデルが追加! もちろん、フルスロットルの代名詞とも言えるノンストップジャークに対応、サイズダウンしたことでより扱いやすく、それでいて遠投性にも優れたモデルになっているとのこと!

 

フルスロットル 190F ジェットブースト

シマノ公式「フルスロットル 190F ジェットブースト」詳細ページはこちら

「フルスロットル240F」の特長を継承しつつ、サイズダウンしたモデルが「フルスロットル 190F ジェットブースト」。ただサイズが小さくなっただけではなく、その最大の特長は「操作感の向上」とのこと。

 

操作性が大きく向上しより使いやすさUP

こだわったのは“操作感”とのことで、意図したアクションを容易に演出できるバランスに設計。そしてサイズが小さく軽くなったことでキャスト時はもちろん、引き抵抗も軽くなっているので、アクション時のアングラーへの負担を軽減。1日中ノンストップジャークを繰り返すことが可能になったという。

もちろんシルエットが小さいため、ベイトサイズがダウンしている場合にも、有効であるのは言わずもがな。

 

サイズダウンでもしっかり飛ぶ

もう1つ、特筆すべきはその飛距離。シマノの重心移動ウエイトシステム「ジェットブースト」を搭載、ウェイトも85gあるので大型ヒラマサを想定したPEライン5・6・8号でも横風・向かい風を気にすることなく、ブレずに安定して飛ばすことが可能となっているんだそう。

 

ノンストップジャークの生みの親「田代誠一郎」氏のインプレッション

実際に使った印象としては、とにかく引き感が軽い。これがすべての操作性の良さにつながっています。リールを巻くだけでも十分に釣れる。オートマチックに釣れる動きを演出できる。よそ見をして巻いていてもしっかり動いてくれるので、誰が使っても使いやすいと思います。ノンストップジャークをやってみたいと思う人は190Fから使い始めるのもおすすめですね。ロッド操作を加えて、よりテクニカルに動かすことも可能ですが、その場合でも、ロッドを手首だけで動かしたり、ハンドルを回す力の強弱だけであったりしても、思い描いた動きを楽に演出できる印象です。ノンストップジャークは疲れる釣りですが、長くやり続ければ釣れる状況に出会うことがたくさんあります。190Fはキャストも楽ですし、引き重りも少ないので、継続して釣り続けることが可能です。結果、ヒットチャンスを増すことにつながると思います。ジェットブーストを搭載しているので、横風、逆風、フォローの風、どんな状況でキャストしても飛行姿勢が安定しています。綺麗に飛んでいくので飛距離も伸びますね。アクションエラーも起きにくい。ヒラマサゲームでは潮波の中や、荒れた状況で釣ることが多い。このようなアクションエラーが起きやすい状況は、ヒットしやすい状況とも重なっています。だから、エラーなく泳がせることができるかどうかはとても大切。これまで、190Fをかなりの回数投げてバイトを引き出すこともできましたが、アクションエラーはとても少なく、潮波の中でも上手く泳がすことができました。

240Fとの使い分けの基準は、まずマッチ・ザ・ベイト。ヒラマサが捕食しているベイトの大きさに合わせる、ということです。小さいダツやサヨリ、カマスなど、自分の目で見てヒラマサが捕食しているベイトがそれほど大きくない、と思えるときは190Fがいいと思います。シイラや大型のダツを捕食しているときは240Fが効果的だと思います。マッチ・ザ・ベイト以外でも、明らかにヒラマサのサイズが大きいときはアピール力の大きさに加え、タックルバランスの点でも240Fがおすすめ。ヘビーロッドとPE10号、8号を組み合わせて使いたいときは240Fが使いやすい。荒れたコンディションでのアピール力、動きの安定感などを考慮するときも240Fを使うことが多くなると思います。ただ、240Fを使うときはバランス的にタックルもヘビーになります。使い続けるのがなかなかしんどいのが現実。そんなときには190Fを使うのもいいでしょう。マッチ・ザ・ベイトが基本ではありますが、ベイトサイズに関係なく、まず使ってみることも大切。自分が楽に釣りを継続できるタックルバランスでノンストップジャークをやって欲しい。何かしら結果がついてくると思いますよ。

出典:シマノ公式HP

 

カラーラインナップとスペックについて

カラーラインナップ

高速で巻くノンストップジャークでも、しっかりアピールすることができる「スケールブースト」を全色に搭載。

XU-T19V 001 Aビジブル

XU-T19V 002 Nイワシ

XU-T19V 003 Nサンマ

XU-T19V 004 Aトビウオ

XU-T19V 005 Aオレンジ

XU-T19V 006 Nホワイト

 

スペック
品番 カラー タイプ 全長(mm) 重量(g) 本体価格(円)
XU-T19V Aビジブル フローティング 190 85 3,500円
XU-T19V Nイワシ フローティング 190  85 3,500円
XU-T19V Nサンマ フローティング 190  85 3,500円
XU-T19V Aトビウオ フローティング 190  85 3,500円
XU-T19V Aオレンジ フローティング 190  85 3,500円
XU-T19V Nホワイト フローティング 190  85 3,500円

推奨フックサイズ:シングル(1本5~7g)・トリプル(#3/0を想定・1本7g前後)

 

フックでアクションを調整も可能

フックレス状態で水平浮きのフローティング設計ですが、ノンストップジャーク専用に浮力は弱めの設定。使用されるフックの重さによって沈む場合もあるそうな。ちなみに、トリプルフックのサイズは太軸#3/0(1本の重量が7g前後)を想定。シングルフック使用の際も1本の重量が5〜7gを目安にアクションを確認しながら調整するのが良いとのこと。

 

関連動画はこちら

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

 

190mmといえば、ショアでも使い切れるサイズ感だよなぁなんて思ったり。春マサシーズンにいかがでしょうか。

 

フルスロットル240Fの記事はこちら

【止めずに巻き続ける】新メソッド「ノンストップジャーク」対応!シマノのヒラマサキャスティングペンシル「オシア フルスロットル 240F AR-C」

 

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。