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【MMZ(デカ)】超リアルなサイト専用食わせ系ワームに約13inのマグナムサイズが降臨!折金一樹さんから聞いたテクニックなどにも注目

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MMZ(エム・エム・ズィー)。

「ミミズ」の頭文字をとってネーミング。O.S.Pが展開するサイト専用ワーム、独特な曲がりのある形状で、あえて動かないように設計してあるのが特長。陸から落下してくるミミズをリアルに再現し、バスの目の前に落とすだけでバイトするという…。

【サイトフィッシング専用設計】O.S.Pが本気でミミズを再現した噂のワームが遂に公開!その名も「MMZ(エム・エム・ズィー)」

 

先行して、2021年に「CHIBI(チビ)」と「NAMI(ナミ)」の2サイズをラインナップ、そして2022年は極端なマグナムサイズのミミズが遂に降臨。

 

MMZ(デカ)【O.S.P】

2022年3月登場予定

はい、いよいよ登場。MMZのマグナムサイズモデル「MMZ(デカ)」。

最大の特長はオリジナルの食わせ能力を継承した状態でアピール力が増しているトコロ。実際釣りをする中でマグナムサイズのロングワームだけに反応することがあるのは事実。そんな中、O.S.PはMMZの開発段階と共に「MMZ(デカ)」の開発も考慮。サイズを伸ばせば約13inというビッグサイズ! フィネスサイズとマグナムサイズの両極端なサイズ感が、サイトフィッシングでバスを攻略する上で、大きなアドバンテージになることを確信し、引き続いて「MMZ(デカ)」もリリース。

Length Weight Count Color Price
伸ばすと13inクラス 12.5g前後 3 8 891円(税込)

O.S.P公式「MMZ(デカ)」詳細ページはこちら

 

見た目もミミズそのもの!

 

MMZ全サイズの比較

 

ロングワームのメリットを秘めながら欠点を排除

ルアーに怯えるほどのハイプレッシャーであればチビ。飛距離と使いやすさに食わせ能力など、トータルバランスを求める場合はナミ。今回の「MMZ(デカ)」はボリューミーだからこそ反応させることができるバスに対して有効。ただ、ルアーに怯えているバスに対して効かないというと決してそうでもなく、ハイプレッシャーフィールドだからこそ、普段から見慣れたコンパクトなワームより、こういったインパクトのある物の方が反応することも多く、この独特な曲がりをした巨大な物体がバスの居る所へスローに落下…。想像するだけで釣れそう。

 

ロングワームの欠点である身切れも比較的少ない

一般的な10inクラスのロングワームの自重は10gを超え、使っていると共にフックを刺している穴が広がり続け、最終的には身切れするということも良くある話。

MMZ(デカ)」はそういったことも考慮されていて、ただ単純にサイズを大きくしているわけではなく、極力トラブルレスなサイズ感、マテリアルの選定を細かく行った結果、このサイズ感と見切れしにくい素材を採用。

 

他にも色々な魅力が!あの方にも聞いてみることに…。

さて、大まかな特長や開発経緯に関してはお伝えしましたが、他にも記者的に気になることが色々あったので、今回「MMZ(デカ)」の開発に大きく携わった1人! お馴染みオリキンこと「折金 一樹」さんに色々教えていただくことに。

折金 一樹(kazuki orikane) プロフィール

高滝湖、亀山湖、印旛沼など、千葉県のメジャーフィールドを中心に関東の様々なフィールドを駆け巡る通称「オリキン」。10年チャプター関東Bブロックチャンピオンシップ優勝、11年ブロックチャンピオンシップ東日本優勝。2016年H1グランプリとNAB21で年間総合優勝。さらに2018年H1GPXでは第4戦、5戦を優勝し年間優勝も勝ち取り、数々の高成績を残してきた。得意な釣りはサイトだが、他にもフィネスからパワーフィッシングまでハイレベルでこなす幅広さも併せ持つOSPのプロスタッフである。 最近ではyoutubeにも力を入れており数々のチャンネルに出演しながら、自分自身のチャンネルである、「オリキンちゃんねる」を開設。

 

そもそも何故この大きさ?

まず、伸ばせば13inという、このサイズ感に設定した理由について伺いました。

マグナムサイズが必要ってなった時、「どんなサイズにするのか?」から始まったそう。一般的なストレートワームの場合、真っすぐな形状でイメージが沸きやすい反面、曲がった形状でマグナムサイズを作ることが初めてで色々悩んだそう。そこに関しては、色々なフィールドで活躍するテスターの方々から、意見を聞いてまとめてサイズを選び、最終的な決定を判断したのは「山岡 計文」さんとのこと。

山岡 計文(Kazufumi Yamaoka) プロフィール

JBトップ50をはじめとするJB・NBCのトーナメントに多数参戦するトップトーナメンター。2012年JBトップ50第1戦早明浦ダム優勝、JB津風呂湖通算4勝、チャプター奈良通算15勝という戦績を誇る。また地元の池原ダム・七色ダムではチャプターやローカルトーナメントで圧倒的な強さを見せていたことから、池原・七色ダムのリビングレジェンド(生きる伝説)アングラーの異名をとる人物。 池原ダム&七色ダムを有する奈良県下北山村出身で在住で、池原&七色ダムでのプロガイドとして活動するほか、2015年より下北山村においてのバスフィッシングを発展させる目標もあり、下北山村村議会議員としても活動中。

 

2021年のJBトップ50では、ホームの七色ダムで「MMZ」を活用して、優勝していたこともあったので、結果「可能な限り大きくして」という要望の元、金型で作れる限界であったこの大きさに落ち着いたそうです。

 

実際使ってみてどうでしたか?

とにかく食い方がエグいの一言。

ドライブビーバーマグナム」にも同じことが言えるそうで、ルアーに対して警戒することがないので、食ってから動かなかったり吐き出すことも無く、エサと思って貪り食うとおっしゃられていました。つまり、見ながら食べるというよりも、ワームが居るだけでバイト。このサイズだからこそ、遠くからでも魚を呼ぶことができ、そのままスイッチを入れることが可能。食べた後も反転するし、食わせの釣りが難しい秋でも関係なく食ってくるので、夏に使うのが楽しみですとコメント。

栄養価の高そうな食べれる物体ということを、バスも認知しているそうで「見つけたら食ってくる」。そういったワームに仕上がっているとおっしゃられていました。

 

どんな使い方をしますか?

使い方は基本的にノーシンカーワッキー。

オリジナルの場合はバスの居るカバーや岸付近へタイトに落とすというアプローチでしたが、コチラに関しては、あえてバスが気付かないような離れた所へ投入。進行方向であったりボトムに置くなど。投入後は動かさず放置。見切りそうだなって思った時だけ少しだけシェイクを入れるとのこと。

言い換えれば、ピンスポットに投げる必要もなく、アプローチが雑になってもバスから気付いてもらいやすいのでサイトが苦手という方でも充分に釣れる可能性を秘めているとおっしゃられていました。

 

既存のストレートワームとのローテーション

O.S.Pには色々ストレートワームがラインナップされている訳ですが、その使い分けについても伺うと。ざっくり、5in以下のサイズであればバスの居るトコロもしくは近くに投入。

それより大きいサイズは、バスを呼び込むような時に使うそう。今回の「MMZ(デカ)」に関してはカナリデカイので、よりそういったアプローチに有効。この使い分けはサイトはモチロン、ブラインドでも有効で、バスが見えていたのに居なくなったというような場合や、居そうだなって思うトコロへ投げると、寄せる力が本当に強いので、居れば気づいてくれるということでした。

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