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【軸となる3色に注目】ヘビーローテーションがキーポイント!ジャッカル去川直稔が考える「ミュートボール」のカラーローテーション

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メバリング特集

3度に渡り、ジャッカルの新作メバルプラグ「ミュートボール」の魅力を紹介してきました。まだご覧になっていない方は以下の画像をクリックしてぜひチェックしてみてくださいね。

 

さて、今回は「ミュートボール」のカラーローテーションについて。お伝えしているように先日、考案者である「去川直稔」さんの実釣ロケに同行してきましたので、その時の様子を絡めながら、去川直稔さんが普段どのようにカラーローテーションを行っているのかについて詳しく紹介していきたいと思います!

去川 直稔(Naotoshi Sarikawa) プロフィール

広島県をメインにメバリングをはじめ、ショアジギングやチヌゲーム、そしてバスフィッシングまでも得意とする超マルチアングラー。多彩な釣りで得た知識と経験によって釣りの腕前も超一流。ジャッカルのメバルプラグ「ミュートボール」の考案者でもあり、今注目されている若手アングラーの1人。

 

ローテーションの頻度がとにかく多い

去川直稔さんの釣りを間近で見ている中で、記者が思ったことは「カラーローテーションの頻度がとにかく多い」というトコロ。エリアトラウト並みのヘビーローテーションで、数投して反応が無ければ即交換といった具合。大まかなローテーションとしては、「ミノータイプ→ペンシルタイプ→ミノータイプ」という順で、その中にカラーローテーションが組み込まれているようなイメージ。

ミノータイプの中で何度もカラーを交換してからペンシルタイプへ変更。こちらも同様、何度もカラーの交換を重ねて、改めてミノータイプへ交換という流れ。とにかく今まで見てきたメバリングの中でも、圧倒的にカラーローテーションの頻度が多かったのが正直な感想です。

 

カラー交換の多い理由

何故これだけ交換するのか? お話を伺うと「メバルの居場所が分かっている時に色を変えるので、飽きさせない目的と無駄にプレッシャーを与えないためにカラーローテーションを頻繁にする」とおっしゃっていました。同じカラーを投げ続けると、反応が無くなればただプレッシャーが高まるだけなので、それなら頻繁に違うカラー、もしくは異なるタイプを投入する方が、メバルからの反応を得られると共に釣れる確率が上がるという理由で、カラーを頻繁に交換しているそうです。

 

3つのカラーを軸にしている

頻繁にカラー交換をする中で特に目立っていたカラーがあります。それは「ちりめんサビキ」、「はぐれワレカラ」、「サリーグリーン」の3色。

 

これらは実際に去川直稔さんが監修したカラー。また、ロケ地でありミュートボール発祥の地でもある広島エリアで特に実績のあるカラー。この3色をメインにローテーションしていました。特長を聞くと、カナリ万能で他のエリアでも重宝しそうだったので、これから各カラーの特長を詳しく紹介していきたいと思います!

 

3種類の中でも特に万能!「ちりめんサビキ」

3つの中でも特に使用頻度が多かったのが「ちりめんサビキ」。

 

こちらのカラーの特長は、メバルのサビキで使われるラメが配合されているトコロ! ですので、サビキ釣りをする方の多い漁港や堤防周辺などで使用すると効果的。日中のデイメバリングなんかでも出番が多そうですね。

 

プランクトンのワレカラを偏食している時は激アツ!「はぐれワレカラ」

メバルのメインベイトになることが多いプランクトンの1種である「ワレカラ」。ワレカラを偏食しているタイミングで特に効果的なのが「はぐれワレカラ」になります。

 

モチロン、「ワレカラ」がメインベイトでない時でも充分釣れるカラーとなっていますので、プランクトンパターン時のローテーション用に持っておくことをオススメします。

 

濁っている水質で効果的!「サリーグリーン」

水質が濁っている時やメバルの食いが渋い時に強い「サリーグリーン」。

 

比較的水や周辺のストラクチャーに馴染みやすいカラーですので、食わせ力に長けているのが魅力。困った時はこちらを投入することをオススメします!

 

他にも様々な釣れるカラーがラインナップ!

この3色だけがオススメという訳ではなく、他にも様々な状況に対応すべく色々なカラーが揃っています。実際にロケでも上で述べた3色以外に色々使用されていて、メバルが小イカを捕食している時に有効な「リアルコイカ」でも実際に釣られていましたよ。

 

また、プランクトンパターン以外にベイトフィッシュパターンにも対応できるように「透けイワシ」などがラインナップされているのも魅力。色々充実していますね!

 

地域ごとに当たりカラーも異なると思いますので、ぜひ色々なカラーを試していただいて、コレッ! っていうお気に入りのカラーを見つけてみては如何でしょうか?

 

去川直稔さんに聞いた「カラーの魅力」

ソフトとハードの2層構造によって設計されている「ミュートボール」。

 

去川直稔さんにカラーの魅力について伺うと、プラスチックのメバルプラグよりも立体的で一般的なプラグだと表面にしかラメを施すことができないのに対し、「ミュートボール」は2つの素材で構成されているため、外側と中側にカラーリングを施すことができるので、カナリ立体的なシルエットでメバルにアピールできるとおっしゃられてました。

実際にロケ中も、止めているだけでバイトが多発したり、常夜灯下など、メバルからルアーのシルエットがハッキリ見える状況でも、口を使わせることが可能。「どれだけ上手い人が使っていたとしても止めている時はルアー本来の力」と去川直稔さんも話しており、「ミュートボール」のカラーはカナリ集魚効果の高い物に仕上がっています。

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